secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

小説の構想のひとつとして

御泥木邸宅について

やあ、全世界の読者諸兄、人生に、仕事に、楽しくやっておるかな。
素人作家SecondFiddleでも、全く行き当たりばったりで書いている訳では無いぞよ。
熱心なる当ブログの読者諸兄にしか公開しない貴重な情報を与えようではないか。
その一つ、御泥木屋敷の秘密をここに公開する。
どんな構造体であるか、財閥貴族はどんな華麗なる優雅な生活をしているか一端を紐解いてみせるぞ。


てな意気込みで威張り散らしては仕方ありませんねえ。
今回、御泥木家の展開を考えるにあたり、まず基本的な御泥木御殿を考えていました。
ストーリーを書くにあたりの前段階と申しますか、自分にも言い聞かせるために家屋を考案していたのであります。

これは前作「黒猫マギー救出作戦」でも権左衛門の屋敷構造を考えてました。
それ以外にもストーリーの骨格として多々ありますが、今回御泥木御殿についてフォーカスします。

基本構造は鉄骨鉄筋構造としました。ミサイルでも破壊されにくい構造体です。

いったいいくらかかるのでしょう。

考えただけでも気が遠くなりそうですが、なあに、空想妄想科学推理嘘八百小説ですけん、素人ですので、なにも縛られることはありゃしまへん。
どんな悲惨なことでも、最期は希望を持たせる締めくくりを考えるだけですだあ。

で、このお屋敷、小山のてっぺんにたてられています。山頂を切り崩し、平にした土地に屋敷が造られております。
地下一階地上三階建てです。

一階は絢爛豪華なシャンデリアを施した玄関とヨーロッパ調の応接間、和風をふんだんに施した応接間、アジアンテイストを醸し出す応接間、となっております。
突き当たりはパーティションに区切られた約百畳の大宴会場がふたつ。
大宴会場は財閥関係者の食事会やら各国の重鎮を招いたパーティやら盛大に執り行われる設計になっております。
曾太郎と弥生の結婚式もここで執り行われました。
さらに小さいながらも来客用に宿泊準備されたベッドルームとかあります。

二階は調理場、食品倉庫、生活雑貨、各調度品置き場となっております。
宴会場に出すお料理とかはここで造られるのですね。和洋中華何でもござれ。
またパーティが始まればそれこそ戦場です。財閥関係者から応援も要請しますが、仕切るのは執事たちの役目です。
もっともそうそう宴会が行われる訳ではありません。専ら従業員の社食のために利用してるのです。

従業員の社食? 

そうです。
地下一階では八十名の社員がこの邸宅維持のために二十四時間交代制で働いておるのです。

こうなると単なる屋敷、と言うより立派な企業体です。

全ては曾太郎の収入で賄われておりますから、相当の収入がある、と思われ。
広大な地下駐車場には食品などの搬入口があります。弥生号もここで整備されます。
整備士も多数雇われていると思われ。

なにかれば直ぐに飛び出せるように守衛室や管理室、保守管理システムや電気室ボイラー室など生活を維持する為の施設、住み込みで働いている従業員のためのワンルームの部屋、社食はバイキング形式で。

社員は通いですが、岡田をはじめ執事たちは令嬢婦人などの緊急呼び出しなどの対応で外に出る機会は休日のみ。そこで執事連中にはワンルームが与えられております。
その他に庭師とか常駐医師看護士もいます。
これは御泥木家の医療もさることながら、従業員たちの健康管理、怪我、発熱などの病気・・・・・・外科的処置以外を見ます。
なんとレントゲン室やMRIなんかも装備され、医療従事者だけでも相当な人員がおるのです。

最も重要なのは警備です。不審者の侵入がないかどうか、百にも上る監視カメラに目を光らせます。

てな事を基本的構想の一つとしてはじめたのですが、書き進めているうちになんだかぐしゃぐしゃと変更に次ぐ変更と・・・・・・。

え? 御託をグダグダ並べるなら続きを書けって?
そ・・・・・・そんな・・・・・・(゚Д゚)。

追伸
「第三話 隻腕の女 その3 寺家の憂鬱」を上梓しました。