ボウリング
全世界の皆様、ご機嫌宜しゅう。
いきなりですが、一年度前からボウリングを嗜むようになりました。
きっかけは『健康ボウリング』のチラシを我がサイが見つけておいらにアタックしてきたからです。
我がサイ「ネェあなた～ン、こんなチラシ見たけどぉ、一緒にやらな～い」と甘い吐息を吹きかけましたのでございますよ。
(かなりの妄想)。
退職したからと言うもの、代謝が悪くなっておいらのお腹、布袋様。いや、臨月状態です。
「う･･････生まれる～」てなほどに成長しておりまんがな。
てなことで吾が輩の身を案じた我がサイの術中に見事にはまり、夫婦共々はじめることにしました。
今頃ボウリング～？
とっくに廃れたんじゃないなお～？
と、お思いのアナタ、確かにボウリング人口は最盛期に比べ十分の一ほどに縮小しておりますが、ところがどっこい、現在でも生き延びておりますのよ。
ゴルフだったりしますとプレイ代金もさることながらゴルフ用品を揃えなければなりませんよね。
ゴルフ場も結構離れた場所にあったり移動の手段にもお金がかかりますよね。
電車でゴルフバックを抱えるより自家用車で行く方が手間無しですよね。
自家用車ですとガソリン代やら高速道路代やら色々出費がかさみますよね。
その点、ボウリングはお手軽。
移動手段にジムニーを駆り出しますが、ボールは無料で借りられますし、必要なのはプレイ代金と貸し靴だけ。
貸し靴だって買ってしまえばプレイ代だけです。
1年に1回嗜む程度でしたら貸し靴で済みますが、おいらの試算では年に5回以上ボウリングをするならば買った方が安くなる･･････てぇんで購入に踏み切りました。
最初は我がサイの口車に乗ってしまいましたが、今ではボウリングにわくわくしております。
何たって下手。
講習が終わり実践、となった時ガター連発、8回投げて初めて倒したピンが3本。
なんてこった･･････とここでめげるSecondFiddleではないわッ。
下手くそでもこれから伸びるんだと向上心が持てます。
飛行機でも離陸してしまえば昇るだけです。
技術的な話はしません。
ネット検索でその手の情報がワンサカと入ります。
よい時代に生きてて良かった良かった。
ボウリングの得点は300が最高です。
プロでもめったに出せない驚異的な得点です。
0～100点ぐらいが初心者と言われ、常時100～120点ぐらいが中級者、それ以上150点ぐらいが上級者と分けられているようですが、今のおいらの平均アベレージが95点。
1年経っても初級者レベルです。
柔道や相撲など無差別級の戦いがありますが、こんなヘタレでも上級者と互角に戦えるのです。
互角？
この世界にはハンデキャップというものがあります。
常時150点台を出す強者と95点の初心者が競ったところで絶対勝ち目はありません。
そこでハンデキャップなる心優しき考えがあります。
計算式も色々ありますが平均アベレージから算出するのであります。
ハンデキャップ計算式 (200－平均アベレージ)ｘ0.8
もちろん男女によって計算式は違います。
所属する健康ボウリングではちょっと甘めの計算式ですがその式に当てはめるとおいらのハンデは68点です。(後述)。
以下、ボウリングがご存じの方は読み飛ばしてちょ。
18メートル先に10本のピンが三角形に並べられており、それを倒すのでございますが1ゲームに『フレーム』と呼ばれるものがあります。
その1フレームで2回投球が与えられ、2回で10ピン倒せばスペアと呼ばれ10点が入ります。
1投目で8ピン倒して2投目が倒せなかった場合8点です。
1投目で10ピン倒せば『ストライク』と呼ばれ2投目は免除されます。
てか10ピン以上倒す事が出来ませんのでね10点が最高点です。
両脇にある溝に入れば『ガター』と呼ばれ当然ながら得点は入りません。
つまりプレーヤーはストライクを目指して投げるのです。
投げると言ってもボールそのものは10ポンドから16ポンドありますしそれを片手で投げるのです。
投げると言ってもボウリングは砲丸投げではありません。
あくまでも転がすのであります。
おいらのボールは13ポンドです。5.85kgですかね。
ボールの重さに関してややこしいのはポンドで計算します。
1ポンド0.45kgです。
つまり4.5Kgから7.2kgを、それも三本の指「親指、人差し指、中指」で支えるのですからとても投げられた物ではありません。
重ねて言いますが転がすのであります。
腰を落として肩を始点にして振り子のように転がすのです。
先ほどハンデキャップ、と申しましたが平均アベレージ150点台を出す上級者とおいらのような初心者が互角に戦えるわけにはまいりません。
平均アベレージ150点の人はハンデキャップは24点です。
その人が150点出すと150+24で合計174点が与えられます。
おいらには95+68点で163点となります。
この時点では負けですが、この上級者まかり間違って130点だったとすると130+24で合計154点です。
おらが間違って99点を出したとすれば99+68で167点、おらの勝ちと言う事になります。
この場合ハンデが低いと高得点にはなりませんね。
所属しているボウリングは3人ひと組のリーグ戦を行っておりますのでハンデが高いと勝ちに繋がる可能性も否定できません。
「A」と言うグループが3人合計で522点出してもおいらのグループが522点以上出せば「A」チームは負け、となります。
弱者が強者を喰う、ということが何とも面白いです。
グループリーグ戦とは申し上げても投げるのはあくまでも個人です。
投げる瞬間からメンタルが試されます。
10本のピンを目掛けて転がすのです。
おいらは転がした瞬間、ストライクになるかガターになるか、非常にワクワクしますo(＾-＾)o。
ヘタレでもちょっと間違うとストライクが出たりもします。
この瞬間、ヤッター、となります。もちろんガターでもワクワクしますぜ、旦那。
何が良かったのか悪かったのか、非常に考えさせられる競技だと思いますよ。
ストライクを出しても次にはガター。ガター連発でガッタガタ。なんてね。
さらに備え付けのボールでは満足せず「マイボール」を手に入れました。
まるで馬鹿ですな。
でもお手軽に出来る点が宜しいと思いますね。
いま木曜日の健康ボウリングに参加しており、総勢24人おります。
平均年齢高めでございますよ。
その中でも最高齢が昭和13年の男性がおります。
昭和13年というと御年86歳！
うわ。
女性で84歳もおります。
所属しているボウリングでは80代がゴロゴロ、掃いて捨てるほどです。
(失礼なっ)。
いずれも昔取った杵柄で、やっておるとのことです。
中山律子さんに憧れたのでしょうか。（ダレソレ？）
70代もそこそこおりますし、オラ夫婦なんか若手でございますよ。
40代以下はいないような気がしますね。
もっとも仕事や子育てでボウリングなんてそれどころではない、生活するのが精一杯でしょう。
その点オラ夫婦は脳天気。
いずれは破綻するであろう年金生活者。破綻するまで遊びまくろうかと。
その前に巨大地震が起こり、それどころではなかったりしてね(＾＾ゞ)。
まあ日々精進、これが健康を保つ秘訣かも。負けないように励んでいきたいと思います。
何しろ今のところ「ワクワク感」が堪りませんので。
え？ ･･････小説のほうはどうなってるんだって？
そ･･････それはきかんで欲しいぞなもし。
でも近々公開に踏み切る予定です。
しばしお待ちを･･････
え？ 誰も待ってないって？
そ･･････そんな(ﾟДﾟ)
