secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

東京都太陽光発電義務化?

感電、漏電、発火の危険性は?

何処ぞの大都市知事が太陽光パネル設置義務、とやらを検討しております。
新築戸建てマンション全て(ではないにしろ)に設置し自家電力として賄い余ったらバイデン大統領売電する、と。確かに電力会社からの請求には小さい字で・・・・・・

そんなうまい話があるのか?

パネルの設置費用自体100万ぐらいになると言うことです。10年で元が取れる、と言う話ですが、経年変化で発電効率が落ちることもありますしそれにかかるメンテナンス費用も馬鹿にならないでしょう。
果たしてこれから先売電出来る保証は有りますのですかね。
戸建てにおいては畜電車を充電するには良いかも知れません。
しかし日中パカパカ発電し夜は0kwhという誠にアンバランス。
需要と供給のバランスが崩れると大規模停電が引き起こされるなど誠に厄介な代物のような気がします。

このところめっきり影の薄くなった大都市知事にとって設置義務化で再び脚光を浴びよう、てな魂胆が・・・・・・。
反対意見も多い中これといった代案がない現状では、大都市知事のごり押しで決まってしまうでしょう。

光発電の賛否は色々ありますが、防災、と言う面から見た場合どうなんでしょう。
コワイのが漏電火災。
また、確率は非常に低いですが落雷による火災もあります。
そうなると避雷針の設置義務化も当然不可設備としてさらなる追加費用ッてな事も。
経年変化の漏電で電気が切れると言うことも想定できます。
オソロシイのは漏電に気がつかず、一家一同2泊3日の家族旅行としゃれ込んではみたものの、帰宅したら家が丸焼け・・・・・・。
そうなれば顔面蒼白家庭崩壊一家離散。


うわっそんな恐ろしいことを冗談でも言うなッ


戸建てでも大変なのにマンションとなったら被害甚大。

昨今の電力事情もあって自前で発電設備を持たない新電力会社が次々と新規契約停止&破綻して倒産、と言うことも多々聞きます。
電力の自由化で電力料金の引き下げを政府は思い描いていたのでしょうが、今となっては自由化はすべきではなかったかと思います。

これでは政府関係者が水道料金自由化とか声高に叫んでみても、水物だけに誰も手を上げないでしょう、きっと。

特に新電力会社と高圧電力を一括契約したマンション、、工場、オフィス、等の大口需要家は危機に瀕すると言っても過言ではありません。
たてて加えて今夏以降の電力不足は深刻です。
何しろ政府は脱炭素化という欧米の理論に良いように振り回されて、火力発電の停止、新規火力発電所の不認可など強制した結果がこれです。
てか企業も効率が悪くCo2問題もありますので、企業論理が働くのも当然でしょう。
それでもEU各国は石炭をかき集めるのに必死なようです。Co2問題は一時棚上げにして国民を凍死させる訳にはいかない、政権運営にも支障を来す・・・・・・。

誰が悪い?
露西亜が悪い。

とはいうものの、平気で手のひら返しはいかなるものか。

これだけ電気に頼りきっている我が日本において原子力発電もままならない現在、八方塞がりで国民には節電要請なんて本末転倒です。
原子力発電も地方に押しつけてで知らんふり。
いっそのこと、新宿辺りで、あるいは国会議事堂のはす向かいにでも原子力発電所を設けたら如何でしょう。


何? そんな土地は無い? やろうと思えば国家権力を使って出来るはず。
危機管理をおざなりにしておいて、地方任せの官僚や国会議員、政府関係者、どいつもこいつも身の保身ばっかり考えやがって。仕事しない国会議員が多すぎる。
法案も出さなければ、質問もしない、特に大物国会議員と呼ばれる面々は、とくにそう。
議員を辞めさせる手立てがない?
パパ活雲隠れ議員、お前のことだッ!
安定した電力確保をおざなりにして節電した企業や家庭にポイントをつける~?
そんなアコギな事でやりくりしようなんての魂胆はドブに捨ててしまえッ。
どこぞの知事は国まで動かそうとしているのでは無かろうか。何様と思っているのか。
国民の反対を押し切ってまで原子力発電の再稼働をごり押しするだとぉ?
何を血迷っているッ。
国民の反対を押し切ってまで国葬をするだとぉ?



・・・・・・興奮してしまい、大変失礼しました。平にご容赦。
死者に対するお弔いは静かに厳かにしたいものです。
それが野辺送りというもの。


話が脱線しました。えーと、漏電火災でしたね。
二十数年電気工事関係の会社にいたSecondFiddleとして漏電火災、心配です。
絶縁抵抗値が10MΩ以下ではいつ何時火災が発生してもおかしくは無い。

これは絶縁抵抗を図る機器が無いと判断できませんしGのように『あそこにいるぞ』とか『逃げた』とか『新聞紙丸めてひっぱたけ』とか目に見えるものではありませんので素人では全く手に負えない事象です。

自然災害の多い我が日本において風水害で屋根から太陽光パネルが落っこちたとなると、感電被害も懸念されます。EV車は完全シールドされており感電はあり得ないかもしれませんが、太陽光パネルそのものは太陽が当たっている限りは発電し続けます。

漏電遮断器は働きますが、太陽光パネルから垂れ下がった電線が雨水なんかに触れていたら感電しますでしょう。
100ボルトでも人は死ぬ恐れがあります。パネルは300ボルトは発電しますので、触れた瞬間・・・・・・。

設置した当初はそれで宜しいかも知れませんが、一時的な話では無く恒久的に続くのですから、10年先20年先を見据えた計画を立てなければなりません。
技術的に安全・安心とならなくてはいけません。
それに夜間では全く機能しません。であれば蓄電技術も必要かと。

単なる思い付きで振り回されてはなりません。
現状、危険性を含んだ太陽光発電を都市部や地方を含め全世帯の家庭に配したら、果たして?