secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

9000キロ走破 その前に

大雪騒動でも頼もしいJB64W

予想通り東京など都市部でも雪が降りましたなあ。
当初は最大積雪は3センチとかの予報でしたが、蓋を開けると東京都心でも10センチになろうかという勢いでしたね。
10センチぐらいで・・・と、北国の人から笑われそうですけどね。
雪になれていない東京人にとっては死活問題。そうでなくても滑って転んでてんやわんやの関東南部人ですからね。
湿度が低い比較的穏やかな関東地方南部ですけれど、いざ、何かあったらおたおたするのも南部人でしょう。
決して東京や神奈川、千葉を辺りを侮辱しいているわけではありません。そういった地方独特の地形ですので。
東京だからと言って都会だ、とおいらは思っておりません。
たまたま雪が降らない地方であって、全国から見れば『特異地点』と思っているわけです。日本の背骨に当たる山脈が関東地方、とりわけ東京、横浜に雪を降らせないだけで、それらが無ければ東京地方にも大雪がもたらされるかもしれないです。
今回の降雪は南部低気圧の仕業、と言うことですが、上空の寒冷前線と相まって雪を降らせたと言うことですね。

それはさておき・・・・・・午後四時過ぎ辺りから緊急指令が本社からなされました。
『電車を使っているものから先に帰宅させよ』。
なんという従業員思いの会社でございましょう。けど、帰宅時間が早まったことにより、多分、早退扱いになるのでは中廊下。

次に午後五時過ぎ『自家用車で来ているものは(以下略)』。
おいらはその範疇に入るのですが、なんと半分以上の社員がいなくなります。てか、全くお客様が来ないので商売になりませんや、旦那。

結局閉店時間を短縮したようです。

以前にも申し上げたとおり、コロナが恐いこともあり、二年前に自家用車の申請をしてそれが許可されたおいらは自家用車通勤です。
給料がどうのこうのといっている場合じゃありません。『帰れ』コールの店長指示に従い帰宅の途につきます。
駐車場から出ると降雪バンバン棒々鶏

東北大震災の時も思いましたが、指示が遅いのでは?

とはいえ、定年が近いおいらにとっては有り難いお言葉。さっそく帰路につきます。
ホント、北国の人には笑われそうですが、こんな降雪で帰るんかい?
ボンネットやら天井やら雪が積もっております。
でもおいらにとっては千載一遇のチャンスです。
ここで試したのが、どんどん積もる雪降る都心での4H。
勿論この様な状況でも2WDでもなんと言うことは無いだろう、と決めてかかっておりましたが、何かあったら不安、と言う事もあり社員専用駐車場から停止状態で4Hに切り替えました。
片道20キロの全行程で4Hです。
一寸チカラが必要でしたが、手前に引くとディスプレイに緑色のランプが光ります。

ちなみに4Lに入れても緑色のランプは一緒です。車内の音で判別せえ、見たいな記述がありますが、これでは4Hなのか4Lなのか判別がつきにくいですねえ。
面白半分で4Hにしたことがありますが、全行程で4Hにしたのは初めてです。



さて、結果や如何に?



一言で言うなら安心感向上です。曲がる、走る、止まる・・・全く不安がありません。幹線道路は車の往来で積雪は弾き飛ばされておりましたが、一寸小道に入るとそこは雪国。
しかしながらジムニーは憶することなく進ます。勿論慎重にコマを進めるわけですが、全く不安要素は皆無です。

良い経験が出来たと申しましょうか。

状況としては、スタッドレスでは無くノーマタイヤです。タイヤチェーンも装備しておりません。事前の予報ではそんなに積もらないと言うことでしたが、予想は外れましたな。

勿論、雪が容赦なく襲いかかってくる中ですので慎重運転には変わりませんが、恐る恐る走っている乗用車を横目に、おいらのジムニーはハンドルも取られることもなく、ぐいぐいと進みます。軽自動車とは言え、誠にたくましい4Hです。操作感覚も2WDと同じ。安心して進むことが出来ますのや。
しかしいくら頼もしいといえども、通常1時間で帰宅できる距離でも渋滞には構いませんや、旦那。
1時間もあれば帰宅できるところ、2時間近くかかかりました。立ち往生している自家用車には遭遇しませんでした。

唯一4Hと感じたのが車庫入れの際『ゴゴゴゴ』と言う音が響きました。バックしながらの車庫入れですが、なんと申しますか、ギクシャクした動きになりました。悪い意味ではありませんが、ここで4Hなんだな・・・・・・と思った瞬間でした。
逆に、借りている駐車場からの徒歩は滑らないように慎重に歩み、全くのとほほ状態でした。