secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

神奈川県民ホールにて

布施明 よみがえれ昔日の情熱

昨日布施明のコンサートを聴きに、三十数年ぶりに県民ホールに我がサイと共にJB64wを駆り出しました。

思い出すのは、まだ、一緒になる前の我がサイとよく関内界隈を歩いていたいました。
今でこそ、みなとみらいが主役ですがその当時はまだ、みなとみらい地区は開発途中でザキの通りを闊歩したものでした。
元町もかなり活発で、山下公園港の見える丘公園とかが主流の時代でしたね。
おいら達のデートコースだったのでして、懐かしさもこみ上げます。

好天に恵まれた日曜日、みなとみらい地区から関内、中華街、山下公園、ともの凄い人混みです。
赤煉瓦倉庫前には夥しいテント。駐車場満杯。人と車が交雑するみなとみらい地区です。

中華街に行けば、コロナ何のその。圧倒的な人間の数。さすが港町横浜中華街。

元町もそれなりの人混みです。昔家具を購入した家具屋さん、未だありました。

県民ホール近くの富士山盛りで評判の蕎麦屋味奈登庵』、デカ盛りで有名だった『ホフブロウ』・・・・・・未だあるでしょうか。
不安を抱きつつ赴きましたが、未だ営業しておりました。
特にホフブロウはおいらが通っていた頃は界隈では有名なおかみさんが切り盛りしていました。
その後は代替わりが激しいという話を聞いておりましたのですが、とりあえず営業しているようなので一安心。

それはともかく、16時15分開場、17時開演です。
お客様も年配の方が多く、往年のファンもいらっしゃるようです。ほぼ満席じゃあなかろうか。
17時きっちり開演です。
凝った舞台設定ではなく、シンプルでしたが、何に圧倒されたかと申しますと開演からのパフォーマンス。
声量とブレスはとても1947年(昭和22年)生まれとは思えないほどの怒濤の迫力。まさに一人舞台

旅芸人に分したり、物語るような歌い方や、マイクを使わず地声を響かせたり、まさに一人芝居を堪能いたしましたのでございますよ。

コロナで4年ぶりのコンサートと言うことですが、この4年間どう言うように過ごしたのか、体力気力を維持するにも相当だったはず。
このエネルギーは一体何処から? 
ブランクを感じさせない圧巻のパフォーマンスは一流の証でしょうね。

敢えてケチをつけるならば、MCかな。

17時開演でアンコールにこたえて、終了したのが18時半ちょっと。
あのバイタリティで2時間、3時間、と演じられても観客が疲れてしまいますでしょう。丁度よい案配でした。


19時過ぎの関内周辺は人影もまばら。日中の喧噪感は何処へやら。
両極端の一日です。

寒いのなんの。吹きすさぶ冷感に背中もゾクゾクです。

でもまあ、そんな中JB64Wはおいら達を暖かく迎えてくれ、快適な帰宅ドライブとなりました。

しかし、生の迫力は何事にも代えがたいです。
あまりの興奮で寝付けたのが午前三時でしたかなあ。