secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

EveryPadProは買いか?

とりあえず日本初SimFree対応LTE搭載8インチタブレットが発売されております。
簡単に紹介すると
搭載OSは32bit版Windows8.1withBing
メインメモリ2GB(増設不可)
CPUはAtom Z3775D(常用1.49Ghz最大Boost2.41GHz)
Storage 64GB eMMC
Bluetooth4.0対応
背面500万画素前面120万画素カメラ機能搭載
WIFI利用でも連続10時間使用可能
無線LANは何でもござれのIEEE802.11a/b/g/n
MicroSDのカードスロットがあり、本体と同じ容量の64GBまでが使えます。
ヘッドフォン端子があり、iPod並みに音楽が再生出来ます。
オフィスホームアンドビジネス搭載。ワードエクセル、パワポまで至れり尽くせり。
2年間の修理サービスがついてます。これはDELLが受け持つようですが。
Windowsなので周辺機器との親和性があります。ワイヤレスならプリンターも利用可能です。なおかつオフィスのワード、エクセル使用可能です。
DELLとYAMADAのコラボです。YAMADAが企画してDELLに作らせたのか、DELLが持ちかけたのか分かりませんが、兎に角力を入れている一品のようです。
これと同じくEveryPadとEveryPad2が並行して販売されておりますが、こちらのOSはアンドロイド&ASUS 製。全く別物、と考えてよろしいかと。
発売当初さしたる魅力は感じなかったのですが、出先でエクセルを使う必要性が出て参りましたので、当初はDELLのVenue8Proを候補として考えておりました。
こちらは3G対応。EveryPadProはLTE対応。しかもSimFree。各社のSimがささります。ここで明暗が分かれました。
まるでアホです。
ライバルの一品を手にするなんて横断歩道です。ちがった、言語道断です。

外観からすると、近隣のパソコンショップで見たDELL単体で発売しているVenue 8 Proがベースとなっているようで、見た目がそっくり。どうやって区別すんだぁ?
ネットなどで両者のスペックを比較するとCPUと重量、LTE対応の可否以外そっくり。ますます訳が分からん。
あまりパワーを必要としないネット徘徊やOffice系のソフト使う分にはVenue8Proの方がよろしいかと。さらにVenue8Proの方が安い。LTEをどう考えるか、によりますでしょう。
また、家電量販店最大手のYAMADAなら、Venue8Proと差別化するためにもっと奇抜で大胆で野放図な量販店モデルとして、製造していれば、と思いますがね。ま、中庸を好む日本人としては、お仕着せでも仕方ない?
さらにYAMADAはu-mobileと提携してYAMADASimとしてFreeのSimを販売しています。
Simの販売価格は税別3000円。
下り最大150MbpsのLTE使い放題で税別2480円。(今のところ)
音声付きSimも用意されているようで、これでEveryPadProがスマホに変身。
かなり魅力的で、これでモバイル通信なんぼのもんじゃい。
これらと組み合わせると最強の端末となり得る要素を持っております。
恐るべしYAMADA。

ここから人柱の面目躍如。
eMMCのおかげでサクサク動く。
タッチ感覚も軽く、もたつきなし。
エプソンのEP806Aのドライバーをダウンロードしてインスコ
おお、印刷できるではないか(゜◇゜)
USBメモリ。おお、使えるではないか。
Firefoxをダウンロード。ダウンロードヘルパーと組み合わせてYOUTUBE取り放題。
画面サイズが8インチなのでそれなり。本体裏面、ほんのりと暖かくなるけどこれはご愛敬。
デスクトップ画面にYAMADAIPPhoneというアイコンがあって、これをぽちってみますと電話が出来ます……と言う事はなく、8円/30秒で通話できるIPPhoneのご案内でした。
やはりEveryPadProを手にして、ヨカッタ〜。
う〜む、完全にYAMADAの術中にはまってしまっている。

……とまあ、かなりアタマに血が上っているSecondFiddleでございますが、実際使ってみると何だかな、と言った案配もちらほら。
32bit版というのがどうもね。64bit版にしなかった理由は何だろう。64bit版は不安定なのか?
メインメモリは4GBでもよかったのでは? MicroSDで補完せよ、と言う事かな?
微妙に違和感を覚えるのはWindows8.1withBingと言う名称。従来のWindows8.1と何が違うのか? 
噂によりますとInternetExplorerにBingを組み込ませることによってPCメーカーには実質0円で卸しているとか。
ま、Windows8の不評にMicrosoftは投げ売り状態としているのでしょうか? 自作マニアとしては、ただで手に入るなら手に入れたいもんですがね。幾等何でもMicrosoft社はそうまでしないでしょうし。
閑話休題
格安Sim。三種類あります。間違うとエライコッチャ。因みに、コイツはMicroSimを使います。
さらに面倒なのはネット経由で自分で設定しなければなりません。誰も手伝っちゃあくれませんぜ、旦那。ネット環境が全くないとドエライコッチャ。
YAMADAではSimの販売だけ。ま、何処で購入してもそうなんでしょうが、お素人衆には敷居が高いかも。
最大の問題点。肝心のOfficeHome&Business。
プロダクトキーを入力すれば、簡単に利用できると思いますでしょう? 大概のWindowsマシンは、それでなんのトラブルもなく利用できます。
ところが出来ないんだな〜、これが。
プロダクトキーを入れても、そこから先がにっちもさっちもどっちもこっちも。
ちゃんとインスコ用のアイコンがあって、それをポチッとな。
でもできひんがな。ナンダトー。(´д`)
おし、販売店に苦情だ。

不良だ不良だ金返せ〜

とはいえ、おいらも販売員の端くれです。さらにこの道何十年というベテランです。ここで騒ぐのは自尊心が許しまへん。

ネット徘徊しますとこの手の原因は多義に渡るようで、一言で言うと原因不明。おいらが手にしたEveryPadProだけがそうなのかと思いましたが、どうやらEveryPadProを購入している方々が一様に遭遇するトラブルのようで、相性的な問題でしょうか?
次の出張が控えているのにこれではいけませんや旦那。
で、結局、根本的な解決方法は「再インストール」
厄介なのはまず初めに「Microsoftアカウント」を取得しておかなければならないこと。
一度、コンパネからプログラムと機能よりOfficeをアンインストールすること。
取得したアカウントを使ってMicrosoftのホムペよりOfficeの再インストールページにアクセスすること。
そこでプロダクトキーの入力画面が出るのでプロダクトキーを入力。この時点でプロダクトキーを紛失していたら今までの努力が水の泡。
国と言語を選択し「OK」するとOfficeのダウンロードが開始され……ない。
未だ手続きが必要なの? うへ〜。
Microsoftアカウントにサインインするために「アカウント」「パスワード」を入力。
再度、国と言語を選択。さすればようやく「今すぐダウンロード」がクリックでき、インストローラーが起動してようやく本体のダウンロードが始まり……「回線速度が遅いからど〜たらこ〜たら」とか出てきたりして、もう大変。
最終的に「ライセンス認証」を受けてようやく利用できる運びとなります。
ここまでのざっくりとした流れでも、お素人衆ではかなり難しい流れとなりましょう。


ま、それはそれとして、このタブレットは買いか? と言う命題ですが、今を楽しむなら「買い」でしょう。

おお、ライバルの宣伝だがや。

しかしネット環境など世の中進歩しております。この手のタブレットならまだまだ進化するはずです。
と言う事は




店「SecondFiddle君、SecondFiddle君」
俺「は、店長、何用でしょう?」
店「出張は当分延期になった。よかったな」
俺「は?」
店「モバイル通信使わんでええぞ」
俺「げ」