secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

IMEが無くなったときの対処法

Windowsには面白い現象が多々ありますようで、今回の相談事が上記のような内容です。持ち込まれたのはWindows7ノートPC。半角英数は表示できるが日本語にならない?
例えば「secondfiddle」と打鍵すると「セカンドフィドル」となるようにしているにもかかわらず「secondfiddle」でしか表示できない、てな案配。
フツー「半角全角」キーを押して日本語変換システムを呼び出しておろうかと思いますが、そのキーを押しても引いても(引きはせんか)日本語にならないのでございます。
さらに面妖なのがIMEはちゃんと組み込まれているにもかかわらず、日本語に変換できないしさらに言語バーも消失してしまっていて、出ていない。
相談を受けたときは、単に表示が無いだけでは、と思ってコンパネから「地域と言語」−「キーボード言語」より「キーボードの変更」のなかの「全般」タグをみると確かに「IME」はある。「言語バー」タグをクリックしても「デスクトップ上でフロート表示する」に青ポッチが入っております。
ほんでもってネットの旅ガラス。ググったりヤフったりするとこの手の相談事の多さに驚きます。百戦錬磨のSecondFiddleをもってしても未だ窺い知れない領域がありますようで。
でもって目にとまったのが「ctfmon.exe」と言う実行ファイル。
これはテキストサービスと呼ばれてXP以降では標準で自動起動されるファイルと言われます。さらにこの意味合いとして入力された文字を日本語などに変換する役目があり、さらに拡張機能として「手書き入力」や「音声認識」等に使われるということです。
一見すると便利そうですが、入力関連で問題が多々発生するとMicrosoftはアナウンスしております。
具体的な事例は省きます。何しろ問題が多すぎて。
では何故コイツを使わなければならないのか?
答は簡単、デスクトップなどに表示される「言語バー」はまさにこのサービスを使っているからです。
てな訳で早速使って見ました。


(゜◇゜)、言語バーが出たぞ。

(^皿^)、日本画に変換できるぞい。


うっきっき〜……と喜んでいたのもつかの間、再起動したり起動したりすると元の木阿弥。話になりませんや、旦那。
ま、持ち込まれたノートPC、それ以外でも何かありそうな雰囲気ですが、とりあえず日本語変換システムが動かないようですと住所録も半角英数、メールも半角英数、何もかもが日本語になりゃしまへん。
たんびたんびに「ctfmon.exe」に起動させるわけにも行かず進退窮まりました。しかし本来なら自動実行されるはずが、このノートPCに限って自動実行されないというのなら、自動実行するように変更しようではありませんか。
レジストリを弄ぶのもよろしいでしょう。しかしおいらの考えたのが「スタートアップ」
スタートアップに登録すればある意味自動実行ではなかろうか?
手順省きますがスタートアップに登録した以降は、全く問題は出ません。
翌日お渡ししましたが、えらく感謝されました。

そしてさらに
「SecondFiddleはレベルが上がったッ!」
「SecondFiddleの達人のオーブが上がったッ!」
「SecondFiddleは呪文を覚えたッ!」
てなもん。


……。


……。


……。


……未だにDQ10の呪縛が……。