いつまで引き摺る我が心
前回、首相のケツをひっぱたけ、なんて暴言を吐いてしましましたが、全世界の方々如何お過ごしでしょうか。
大震災の興奮も覚めやらぬ中、羽田空港で起きた大惨事。
人間はミスするもの。今回は海保機の機長が判断を誤ったもの、と感じました。
だからといって個人を非難しても何も生まれませんよね。
それよりも何故そうなったか、の対策解決策を探り今後に生かす努力が必要と申しましょう。
災害が発生する度、日本はアップグレード、つまり進化し続けいているといえるのではないでしょうか。
耐震基準がその都度見直され、地震計が設置され、津波計測がなされ、大雨大洪水ドカ雪・・・・・・災害に対して日本人の民度があがっています。
今回のCAの冷静な判断、機長の不断の努力、乗客の冷静さ、他業種からの応援、素早い消火活動、どれもこれも賞賛されるべきものです。
世界が賞賛していると言うことですが、おいらに言わせると当たり前なことが何故世界では出来ないのでしょうか。
温暖化に目を瞑り、宗教上のいがみ合い、領土拡大を狙う軍事作戦、いい加減目を覚ませと言いたいですね。
地球が絶叫しているのが分からないのでしょうか。
運がよかったのでは、と言う話もあります。
しかしその幸運を生んだのは、パニック状態でも冷静に事を運んだことに尽きましょう。
御巣鷹山の峰の大惨事があったからこそ生かされた教訓では、と思います。
私たち日本人は、いざという時、思いやると申しましょうか、協力して困難に立ち向かう性質があるように思えます。
ま、だから安全に関して日本が一番、とは申しますまい。日本の美徳、という言い方も気恥ずかしい。
日本にだって泥棒やかっぱらい、ひいては殺傷事件など枚挙に暇がない。
今回も人の不幸を逆手にとって怪しげな輩が義援金と称して金品を巻き上げる行為が発生しているとのことです。
日本でも魑魅魍魎が跋扈している現状では世界に誇るなんておこがましい。
残念なのは海保機。
人助けのため役立て飛び立とうとする前に犠牲が出ました。
おいらとしても何ともやりきれない思いです。
人間は、いや、生きとし生けるものは全て滅します。
天寿を全うするのが理想ですが、不条理で命を落とすこともまた・・・・・・。
平家物語でしたか、お釈迦様の言葉でしたか、西本願寺でしたか『諸行無常の響きあり・・・』はまさに普遍的な言葉だと思います。
何時までもくよくよしても仕方ありませんが・・・・・・。