secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

時代はSSD

2年ほど前、知り合いから「いらなくなったから、アンタにやる」と言われて引き取ったパソコンがあります。本人曰く、買ったはいいけど使いづらい、というので手放すようになったようです。
ASUSのEeePC1000HA。調べると某大手ライバル家電量販店モデル。
10.1インチ液晶、CPUATOM_N270(1.6Ghz)。メモリ1GB。HDD160GBという仕様。
我がサイが見たら「アンタ、また無駄遣いしてッ! たいした稼ぎもないのにこの道楽者ッ!」
とかなんとかいわれるのがオチです。いくらもらった、といっても信用しないでしょうな、きっと。
でもって夜な夜な弄っておりましたが、使いづらいと言うほどでも無いかも……と思っております。
使いづらいとするならば非力なCPUとチープなメモリ、といったところでしょうか。もちろん手練手管を使っていくらか早くすることに成功しておりますが、それはソフト的なお話し。

さらに早くするには物理的な手立て……つまりメモリとHDDの換装でしょう。メモリ増設&馬鹿ッ早HDDでうはうはです。
……ッて何を今さら一昔前のパソコンを引っ張り出して、でしょうが、SSDなるものに物欲が走りましてな。メインパソコンいきなり取り付けるには勇気がいるし、人身御供はないかと物色しておりましたところ、まともに動くのは亡き親父の形見のパソコンとEeePC1000HA。
形見のパソコンはUbuntu仕様になっており、これを放すにはどうかと。その点EeePC1000HAはなんの思い入れもございませんし、商売敵モデルなのでちょうどよい、と白羽の矢を立てたのでございます。
(゜◇゜)、危うしEeePC1000HA。運命や如何にッ。
ネットで検索致しますと、イレギュラーですが、どうやらメモリを2GBまで増設できるようです。いくら辺境の家電量販店とはいえメモリは常備しております。しかしノートタイプオンリーでデスクトップは「完全お取り寄せ」何とも中途半端なお店でございます。さらにノーブランドはおいてないという体たらく。
しゃーない、行きつけのパソコンショップへれっつらごー。
EeePC1000HAは分解が容易で、裏蓋を外せばメモリとHDDがいっぺんに交換できます。これはラッキッキ♪
標準メモリを取っ払いノーブランドに換装。メモリスロットが一つしかないので取り払ったメモリは蔵へ。
さて、電源オンッ! 発進ッ! いけッガンダムッ!
……いや別にガンダムを動かしている訳ではありませんぞ。高揚した気分を表しているだけですだよ。
メモリを2GBにしてもなんのこだわりもなく動作しました。う〜ん、何かトラブルがあったら、と思っておりましたが、ヤレヤレですた。腕の振るいがいがないなあ(うそでんねん)
トラブったら困る >俺
ここで欲が出て2GBで動くなら4GBでは? このモデルは有名ブランドでは2万近く、ノーブランドでも1万円を超える価格です。
改造の虫が騒ぎ立てましたが、もし認識しなかったらアジャパー。冒頭にも申し上げたとおり、たいした稼ぎがないおいらなので、ちょっと冒険岐阜県神奈川県(意味不明)
独身時代にはパソコンに年間100万〜200万つぎ込んでいたおいらだというのに、何処まで意気地なしになってしまったのでしょうか……。あ、言っておきますけど、当時はパソコンは高かったからですからね。初代98ノートにあれやこれやで50万かけた記憶が……。PC80、88、98、タウンズにMZ……macには手を染めませんでしたが……いや本題からずれましたな。昔はよかったと言う事でスルーしてください(^o^)
160GBのHDDですが、P-ATA接続かと思ったらS-ATA
ここで第二弾、SSD換装計画、発動ッ!
SSDはご存じのようにHDDに比べて「衝撃に強い」「早い」「発熱しない」等。
欠点は「GB当たりの単価が高い」「寿命が短い」「容量が少ない」等。
でもまあ、利点を考えてみてください。これから先はSSDの時代になるでしょう。
単価が高いのも量産効果が利けば安くなりましょうし、容量問題だって時間の問題と思っております。寿命の点でもまだはっきりしない点も多々ございます。
ま、HDDだろうがSSDだろうが壊れたらそれでおしまい、という点は同じですな。
しかしおいらが思う唯一の欠点……HDDは中のデータを取り出せる可能性があります。SSDはその電気的な特性上取り出せるかどうか分かりません。
こんな商売をしておりますと「パソコンが壊れたけど中のデータだけ何とかしてちょ」という相談をちょいちょい受けます。
その場合はHDDを取り外し中を検査する手法をとります。
おいらの腕では物理的な故障なら諦めてもらうしかありませんが、OSだけが立ち上がらないソフトウェア的な故障なら、データは生きておりますので、そこをサルベージします。長年の経験ではHDDなら7割方救出することが出来ます。
しかしSSDとなると未知数。壊れたら一気に壊れるようですので、サルベージ出来るかどうか分かりませんや、旦那。
またまた本題からずれてしましましたな。失敬失敬。(^_^)ゞ
で、今回チョイスしたのはA-DATAから出ている120GBのSSD。値段のわりにはリードライトが高速という触れ込みの一品。
A-DATAだけにえ〜で〜(^o^) (しゃれてる場合か、コイツ)
160GBからのダウンサイズ。でもまあ、160でも120でもどうでもよろし。
リカバリディスクも頂戴しておりますので、手元にあった外付けDVDを接続してリカバリ開始。
HDDからSSDに変更しただけですのでアクティベーションは不要かと思いましたが、想像通りの展開と相成りました。
面白いもので120GB一本、と思っていたのが、60GB+60GBの二本立て。リカバリディスクはそう言うような仕様になっているのでしようない(またふざけやがって)
さて電源投入からデスクトップ表示までの起動時間は、と申しますとHDDの場合約1分30秒でした。SSDですと1分を切りました。
もちろん、レジストリをもてあそんだり内部に手を加えた後の話ですが、この差は体感できましたZE☆
インターネットは回線に依存しますので差はありませんでしたが、それ以外のソフト、例えばOpenOfficeの立ちあげもHDDに比べて格段の差がつきました。
まあ、これから使い込んでいくと遅くなるかもしれませんが、ね。


以上、SecondFiddle@改造日記でした。