secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

リッピング……?

ubuntuのその後を語る前に、先日面白そうなソフトを発見しました。その名も「DVDFab」
DVDFabと言えばおおかたはご存じのリッピングツール。大きな声じゃ言えませんがね。今のところリッピングツールとしては史上最強じゃあなかろうか、と噂されているアレですよ、アレ。
それが堂々と某大手パソコンショップの店頭に並んでいる。堂々とですよ、堂々と。何かしら期待するじゃありませんか。
でも待てよ……いくら何でも違法コピーツールが堂々と店頭に並んでいてよいものか? 違法コピーを野放しにしてよいはずがありません。これは天下の一大事。
小市民のおいらは最寄りの派出所に「お恐れながら」と駆け込みました。
……ウソよ。
製品を手に取り、表から裏から舐めるようにみます。断っておきますが、舐めた訳じゃゴザンセン。
(あたりめぇだろう)
すると下の方に小さく、ホント〜に小さく「AACS/CSS/CPRM等の技術的保護手段がなされているDiskは取り扱うことが出来ません」とかなんとか。何度も読み返していたらだいたい文言を覚えちゃった。
ウ〜ム、アヤシイ。ますますアヤシイ。
この文言からすると「違法コピーは出来ませんからね」と読める。逆立ちしてもそう読める。
と言う事は違法コピーツールとは別物? それにしては孫悟空のトレードマークは一緒。
価格は9470円、とある。
早速ネットの旅。
ここで判明したことは「製品版」として売られているのは日本仕様で、しかも違法コピーが出来ないもの、つまり違法でも何でも無いから堂々と売られている、と言う事でした。試用版では無く製品版なので恒久的に使えそう。ただし本家とは別物なので、プロダクトキーを流用することは出来ません。
な〜んだ、じゃあ安心して買おう。(何言ってんだ小市民)
いやいや。9000円以上も出すのなら他のものを買った方がよろしかろう、ということで再度ショップに赴き、2TBの内蔵ハードディスクを買ってしまった了見の狭い小市民です。
本家のDVDFabとは併用して使えるようです。本家の試用版でリッピングして、コイツでコピる……こんな使い方も出来なくはありません。が、やっぱ無駄。
しかし紛らわしい。だましている訳じゃあないのでしょうが、ちょっと心を躍らせたので、なんだか腑に落ちんなあ。
これなら隣に並んでいた「CloneCD」の方が使い道はありそう、ッてなもん。