＊よさげなゲーム
BIOHAZARD研究家、と勝手に思い込んでいるSecondFiddleでございます。今日はちょっと趣向を変えましたゲームネタをお送り致します。
入院している実父の面会に行った際ちょうど処置に遭遇致しまして、看護師さんから談話室で待つように言われ、おとなしく引き下がった次第でしたが、その時たまたま持ち合わせていた雑誌に目を通ましたところ、「Elona」なるフリーソフトに目がとまりましたのでございますよ。(な、長い)
フリーソフトと言ってもローグ系でございまして、知る人ぞ知る、と申しましょうか、おいらが知らなかっただけと申しましょうか、兎に角記事文面からでは「冒険に出ないのも自由なゲーム」で「これは面白いかも」と直感したしだいで、実父との挨拶もそこそこに(酷)帰宅して早速それをダウンロードいたしました。
どのようなゲームかと申しますと昔流行った「ルナティックドーン(ルナ丼)」とこれまたスーファミなどで流行った「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」を足したようなもの。画面は2DでBIOHAZARDと比べくもありませんが、その世界で自由に生きると言う設定はルナ丼と似ております。
ルナ丼自体も古くはPC-98用に開発されたゲームでございまして、おいらが初めて手にしたのはWindows版ルナ丼「開かれた前途」。調べてみましたところ1995年だそうで。三代にわたってプレイしていたことを思い出しました。この世界では子々孫々を繁栄させる(子孫が何人いても操作出来るキャラ一人だけ)ことができました。一口に三代と申しておりますが、けっこうな量をこなさないと出来ない代物でして、三代目半ばでギブアップ。(-_-;)……一体どこまで続けることが出来たのでしょうか？
ElonaはRPGツクールとかで開発されたのでしょうか？ 二次元的な要素と言い、ドット絵と言い、昔懐かしいような……振り返ってこのElona、一応、ゲームの目的はイルヴァという仮想世界を飛び回り、物の怪共を蹴散らし、レシマスと呼ばれるダンジョンの最深部に眠る秘宝を持ち帰る事ですが、ダンジョンはランダムに生成されるわ、町の掲示板で依頼を受け達成すると報酬を受け取るわ、町人とたわいのない会話をするわ、盗人や盗賊の頭にも農民にもピアニストにもなれるわ良物件を探し家を建てるわ結婚するわ子々孫々繁栄させるわ……目的以外にも自由奔放に振る舞うことが出来ます。秘宝を持ち帰らなくてもゲームが終わるわけでもありません。
まあ、それはそれとしてですね、早速実行。
初っぱなからキャラを作るところから始まりましたが、これがまた複雑多義。てかようわからん。
11種類の種族からひとつ選びますが、何故か「かたつむり」にもなれます。なおかたつむりは上級者用であるようです。同じように上級者用「妖精」を選ぶことも出来ます。またさらに手を加えると50種類以上の種族が追加されるようでElona初心者としてはこの時点でカオス状態。でもってようよう面白そうな「カオスシェイプ」を洗濯じゃない選択。
種族を選ぶと性別(男性女性)を選べ、と。この手はどっちが有利と言うこともないので(たぶん)普段なれない女性に。
次は職業の選択。この手のゲームでは必須でしょうな。でもしかし「戦士」「魔法使い」はともかくとして「観光客」？「ピアニスト」？ なんじゃこりゃ。
「戦士」を選ぶと「能力のロール」
筋力、耐久、器用、感覚……等を決定しますが「リロール」を使う度にサイコロが振られランダムに数値が動きます。「ロック」と言う項目があってロックした能力はランダム対象外になります。つまりランダムに決まる数値で、これは……と思った能力をロックすることでその数値を動かなくさせるわけですが、悲しいことに選択出来るのは二択。
さらに次。「特徴と体質」26種類あってどれもこれも個性的……というか作者の意気込みが感じられそうです。ここでは三種類の特徴を選ぶことが出来ます。
選ぶと次。うへ〜まだあるの？ 「異名の選択」だってさ。この世界でスキルアップすると名前とは別に通称名で呼ばれることがあるらしいです。「リロール」を押す度に異名が次々と変化します。しかしまともな名称がないなあ。
次は肖像の変更。後から変えられるようなので適当に決めます。しかしここでも決定項目が多いです。次は「生い立ち」さらには「名前を付けよ」と。
すべてがすめばようやくプレイ開始。デモまあ、じっくりと考えていたらキャラを作るまで1時間はかかりそう。いや凝れば凝るほど時間も虚しく過ぎるだけ。
オープニングが終わると我が家でNPCが色々ご託を並べる。取りあえず、大けがをしたおいらは、ここに運ばれ手当を受けていたらしい。分かったからでていけ、と言うと出ていったけど、さてこれからど〜するど〜する？
