最近のUSBメモリの価格崩壊には目をみはるものがあります。おいらが使い始めたときは32MB。それが今ではギガオーバー。一体何処まで大容量になるのでしょうか？
出始めの頃はフロッピーディスク代わりに使う事しか考えられませんでしたが、大容量のUSBが格安で出回っている現在、それだけでは宝の持ち腐れ。
暇なときはろくな事を考えないSecondfiddleです。テンポラリファイルのように、もっと有効な使い方を考えてみました。
今おいらがやっている方法が「出先でメールチェック」
nPOPQと言うフリーソフトがあります。これをUSBメモリに仕込んでおくと、仕事場でもインターネットカフェでも兎に角出先でも自分のメールがチェックできます。
もちろん元になるパソコンがないと話になりませんが、どのソフトもパソコンの中には履歴が残らないので、秘密裏に事を運ぶことが出来ます。(何の話でつか？)
このソフトのすぐれたところのひとつに、お知らせメールや広告メールなど自分にとって不要なメールがあれば、サーバーから削除することが出来ます。メールの取捨選択ですな。そして自宅に帰ってから必要なメールだけダウンロードすると、とってもハッピー♪
送信機能もありますが、専らおいらは受信専用で使っております。削除機能は便利ですが、勢い余って必要なメールまで削除すると、メールサーバーから削除されてしまうので、復活させる手だてがありませんから慎重にね。
出先のパソコンに解凍ソフトがなかったりした場合のことを考えて、圧縮解凍ソフトも忍ばせておくのも良いかな。フリーソフトで秀逸なのが手に入りますので、お好みのをひとつ。
USBフラッシュメモリの面倒なところは、パソコンから取り外すときは「安全な取り外し」作業が必要。アクセス中にいきなり引き抜くと、場合によってはUSBが壊れます。
そんなときに限って上司の目が光ったりして、焦りますな。
それで見つけたのが、やはりフリーソフトの「UnplugDrive Portable」。ファイルを開いていても、アイコンをダブルクリック簡単一発脱着。マイコンピュータから右クリックしても簡単一発脱着。
とはいえ圧縮形式なので、一度解凍してからフラッシュメモリに入れるべし。
nPOPQはHTMLメールを受け取ってもテキストファイルに変換されるので、非常に読みにくい場合があります。例えば
なんのこっちゃあ？
この場合、豪華にやりたいなら「携帯FOX」が有名。メーラーのThunderbirdを携帯してしまおうという企み。で早速、作者のホームページに飛んでみました。
するとありゃりゃ？ 開発中止？ それも全ソフト？
でも携帯FOX Ver2.7はダウンロード出来るようです。Thunderbirdを持ち歩いてしまうどころかFireFoxまでもUSBに入れる大技。
おいらThunderbirdもFireFoxも使っているので簡単にインストールできましたが、使っていない人には書き出したり設定したりと面倒かも。それと重要なのがWindows2000/XP専用。
これに気をよくしたおいらは、ワープロとか表計算なんかあるととてもナイスと思いました。ワープロと表計算までも持ち歩こう、と言う魂胆。
それで見つかったのが「ポータブルオープンオフィス」
オープンオフィスのポータブル版。パソコンに痕跡を残さず、ワードの文章やエクセルが開けて、尚かつ編集までしてしまえる優れもの。かなり互換性は保たれております。が。データベースである「ベース」ではアクセスは開けませんでした。
200MB以上ある巨大なソフトでしかも英語版ですので、別途日本語ファイルが必要です。
一度ハードディスクにダウンロードして解凍するわけですが、これが一番時間がかかりました。解凍して出来上がったフォルダごとUSBフラッシュメモリにコピー。これまたファイルが巨大が故に時間が‥‥‥。日本語化したくても、当初はどこのサイトに飛べばよいのか分かりませんでした。
これなら日本語入力だけならエディターソフトでも十分かもしれません。
その他にこんなソフトがあれば便利かなと思えるソフト思いつくまま‥‥‥。
たとえば、出先で見つけた素敵なお店。デジカメで撮って友人知人に送りたい、と言うシーンを考えたとき、ネットカフェに飛び込んで送信するというのは如何？ え、携帯メールで充分？ ごもっとも。
画像ビューワーもあればよいかな？
PDFが読めない！ と言った場合にも慌てず騒がずPDFビューワー。
人知れず動画を楽しみたい場合はメディアプレーヤー。
良いことばかりではありません。
当たり前ですが、USBメモリ単体では起動しない。つまり元になるパソコンがないと出来ないです。
さらに申せば、パソコンのOSが肝心。Windows98ではUSBフラッシュメモリを動かすドライバーがないため動作しません。WindowsMeから。もちろんUSBポートが搭載されたマシンにかぎります。
また、USBに仕込むのはインストール不要で、レジストリを参照しないソフト。
512MB以上のUSBフラッシュメモリであれば、かなりのソフトが入れられますが、落としたり無くしたりした場合個人情報が丸見え。アドレス帳があれば、自分だけでなくその他大勢の人を巻き込んでしまう可能性が大きい。
さらに壊れてしまった場合は悲惨。壊れにくいとは言われておりますが、工業製品故壊れない保証はありません。だからお遊び程度、と考えた方がよろしいかと。
