Microsoftがウィルスの検知並びに駆除ソフトを公表しております。
早速飛んでみました。URLは http://safety.live.com/site/ja-JP/default.htm?mkt=ja-JP
「プロテクト」「クリーンアップ」「チューンアップ」と三つの項目があります。FireFoxでもいけるのかと思っていたら「ActiveXが有効ではない」と、怒られました。面倒なのでInternetExplorerで出直し。
「データ取得中にエラーが発生しました」‥‥‥なんだお。再起動してようやく到着。
目玉はなんといっても、ウィルスやスパイウェアの検知・駆除する「プロテクト」でしょう。
普通、何処のウィルス駆除ソフト会社でもWebサイト上での無料サービスはやっていることですが、検知しても削除まではしてくれません。つまりパッケージ版を買え、という企業論理が優先します。
その点、Microsoftが無償で提供したこのOneCarePCは、駆除までしてくれるという優れもの。
使い方はいたって簡単。ものぐさの人には「フルスキャン」をクリック。
「サービス利用規約」が出てくるので「承諾」すればあとは画面の指示に従ってクリックしてゆくだけ。
「フルスキャン」だと検知・駆除の他にクリーンアップやチューニングまでこなすので、時間がかかりそう。検知・駆除にはウィルスバスターを使っているので、本日は「クリーンアップ」を試してみることにしましょう。
ソフトをダウンロード、そしていざ。「5分はかかりますヨ」のメッセージが。
5分ぐらいでチューニングしてくれるならお安いご用。
「古いファイルを圧縮しています」とか「一時ファイルを削除しています」とか、「レジストリをお掃除しています」みたいなメッセージが出て終了。
何だかWindowsXPに付属しているディスククリーンアップにさも似たり。
では「チューンアップ」は？ 試してみるとデフラグとさも似たり。
結局WindowsXPに付属しているディスククリーンアップやデフラグと大差ないのでは？
そう思ってネットを徘徊すると、やはりOSに付属しているソフトを利用している模様。なーんだ。
ディスククリーンアップやデフラグの使い方を知らない人にとっては、これはひとつのものぐさツール。
初心者にとっては取っつきやすくしかも安全、安心。とても得した気分になりえますが、違いが分かる人には余り必要ないかも‥‥‥と言った感じと言ったらMicrosoftに失礼でしょうか？
やっぱり目玉は検知・駆除。
でもねえ。他のウィルス駆除ソフトと違い、常駐プログラムでないのでリアルタイムの検索は出来ないからその都度クリーニングせにゃならんし、あくまでもウィルスやスパイウェアに対してのみ有効ソフト。フィッシング詐欺とか迷惑メール対策には成り得ませんし、そのうちこのサイトをブロックするウィルスが出てくるんじゃーなかろうか。
そうなると喜んでばかりはいられない、と。
え？ パッケージを出すからそっちを買えって？ そりゃないぜMicrosoftさん。
