secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

省電力にむけて

AMDのCPU(全てではない)には、省電力・静音化の為にCool’n’Quietと言うAMD独自の技術が盛り込まれておるのもあります。
CPUは何時も何時もフルパワーで動いているわけではありません。タスクマネージャを立ち上げパフォーマンスタブを広げてみますと分かりましょうが、常に100%ではありません。つまり、動いていないのに電力供給し続けるのは如何なものか、もったいない、と言うことなのでしょう。これはCPUが待機状態になっているときには電圧を下げ、フルパワーになったとき瞬時に電圧を上げるという省電力・静音化に多大な効果を現す技術です。フーン、ソーナンダー。
てな訳でホントに効果があるのかどうか、試してみようと思い立ちました。但しこれを使用するに当たっていくつかのハードルがあります。

  • マザーボードが対応していること。
  • CPUが対応していること。
  • ドライバーを組み込むこと。

私が使っているもの全てに当てはまりましたので、ヤレヤレでございましたが。CPUは、Cool’n’Quietに対応していれば別段何をするわけでもないですが、問題はマザーボード。マザーが対応していてもBIOS上で未設定なら、何にもなりませんな。A8N5Xはそうでした。でもこれって不親切じゃな〜い? マザー購入する人全てがBIOS使いではないでしょうに。それとも何ですかい、不慣れな人は買うな、と? 
ま、BIOSの入り方は割愛しますが、A8N5XはBIOSで有効(Enable)にしないことには先に進みません。でもそれだけじゃないんです。Cool’n’Quietを有効にするためにはドライバーをインストールしなきゃならん、と。有り難いことにドライバーはCDで供給されておりました。
が。
バージョンが古い? のかどうか分かりませんが、どうも挙動不審。ホントに効果あるの?
AMDのホームページに飛んでCool’n’Quietの最新ドライバーを捜しましたら、米国にあるらしいので、そこに飛ぶと英語。どひゃー(っていうか当たり前だけど)
パソコン使いは英語使いじゃあらしまへんのや。Linuxとか文字が見えるので、Windows版を探すことしきり。それらしいのを見つけてようやくインストール。
再起動。o(^-^)o ワクワク
でもやぱり、釈然としない‥‥‥。効果がありや無しや? その後ASUSJapanのホームページを見るとCool’n’Quietドライバーが落ちているじゃありませんか。バージョンはちょっと古いようですが日本語なのでこれもダウンロード(馬鹿だねえ)
効果を試すために、PCPROBEなるソフトを付属CDからインストール。でもCPUの温度は分かっても(37度で大体一定)CPUの周波数が分からない。ホントに周波数が落ちているのか調べるためにネットサーフィン開始。(こんなことをだらだら書いていると長くなるので割愛)
結局AMDからAMDPowerMonitorをダウンロードして周波数が1Ghz、電圧1.10Vという事が分かり、ようやくここでCool’n’Quietがは有効になっているんだな、という事が分かりました。でももっと目に見える劇的なことを想像していたのに拍子抜け。
Q-fan と相まって以前に比べると作動音が極端に静か。最も何処までを騒音と感じるかは、人それぞれなのですが、以前のマシンが勇ましい音を立てていたので、これで良かったなあと思う次第。
いやー、ここまでくるのに結構な時間をとりましたよ。
え? マイコンピュータを右クリックしてプロパティを見ろ?
へ? 苦労しなくてもここで分かる? そうなの?