secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

と言うよりATOK

一太郎2006を、遅ればせながら買いました。DOS時代から一太郎を使っているので、手に馴染んでおります‥‥‥?

  1. 話は違いますが

DOS時代一世を風靡した管理工学の「桐」(純日本データベース)「松」(純国産ワープロソフト)ロータスの「1-2-3」(表計算)はよく使っておりました。NECのPC98シリーズが日本を席巻していましたからね。「アシストカルク」なんてぇ表計算ソフトもありましたな。
それがWindows時代になってから「桐」が「アクセス」に「1-2-3」が「エクセル」に取って代わられました。残念だなーと言う感じ。
それだけMicrosoftは商売上手、という事ですかね。どうもMicrosoftは他が開発したソフトに対して、敵愾心をメラメラと燃やし駆逐しようとする姿勢が見えるようでいやだわね。
だから自分はThunderbird(メーラー)やFireFox(Webソフト)が好きです。いやいや単なるへそ曲がり。もっとへそ曲がりなのはOpenOfficeも使っていることですかな。ワープロからデータベースまで、何とフリーで使えるという随喜もの。これは後日に譲りますが。

  1. さて本題

一太郎2005とは基本的に変わったことはないようですな。しかし見た目はがらりと変わり、別のものを見ているよう。何だかワードに近い表現になっているというと、言いすぎでしょうか。でも絵を入れたりとかは、従来の手法ですから見た目以外は変化無し。
最も興味があるのは一太郎ではなく、日本語変換システムであるATOKの方。IMEも悪かぁないが、とてもおバカな変換をすることがありまする。それもここぞ、と言うときに。
腰砕けじゃい。
さらに洗練されたATOK16。ATOKに限らず、最近の変換は文章の前後も判断すると言うから、長い文章だと大きな変化があるだろうか、ということで早速‥‥‥
「春は名のみの風の寒さよ」→「春鼻のみの風邪の寒さよ」
ナンジャコリャー。いきなり、ですか。(例題がいやらしい、と言う声あり)
しかし適切に変換し直したら次回からは「春は名のみの‥‥‥」となりました。メデタシメデタシ。これだけで判断するのは早計かもしれませんが、ATOK16はホントに洗練されたの?
そうですよー同音異義語がさらにパワーアップしてるんですよー。
「所長」と「署長」等同音異義語は文章の前後から適切と思われる単語を変換する(らしい)

東京都警察署の署長は気さくな人だ。
東京都研究所の所長は気さくな人だ。
どれも一発変換。だが。
日本橋を渡る箸を持った人。(そんな人いるかあ)
箸を持った人が日本橋の橋を渡っている(橋を端にしたかったんだが)
‥‥‥とまあ、意地悪な変換は別として本格運用はこれからですが、文語体の変換に於いては隙無し、と言う印象です。もっともATOK14当たりからそれが顕著ですが。
あとは打鍵の際の押し間違いや明らかな誤変換をどうカバーするか。「お堅い文章」に関してはATOKは合格と思いますので、次は「くだけた文章」
押し間違いについては「それってこうじゃない?」みたいに別枠で変換が出る事があります。Shift+enterで確定されるのが、とってもナイス。
もっと使いこなせばもっと素晴らしい機能があると思われますが、肩が痛くなってきたので今日はここまで。

古典的例題
大根を煮る彼女は大根に似ている。 ン? ドンナ女性ダ?