RAMDisk増量化で何が変わるか
前回巨大ファイルをRAMDiskにおいて起動終了の時間を計測しておりますが、一番はじめにモタついた以外は全く起動が遅いとか終了が長くなるとか大きな変化はみられません。
そこでRAMDisk化計画第二弾としてRAMDiskの容量を増やしてみることにしました。
64GB中16GBをメインメモリとして残し48GBをRAMDiskに充てます。
さあ、どうなるか。
増量化の仕方は実に簡単で常駐しておりますRamPhantomEXのアイコンをクリックしてスライダーを左右に動かすだけ。
ですが微妙な位置取りもございまして、総容量47.6GBのRAMDiskが完了しました。
「再起動せよ」と促されますので正直に再起動させます。
その際「バックアップデータは全て削除されます」みたいな警告が出ました。再構築する都合上、バックアップはされないのでしょう。
まあ、ともかく実験をかねておりますので再起動をポチッとな。
さて、初回再起動RAMDisk見参ッ!
予想通り起動に時間がかかりました。
再起動し画面が安定するまでにかかった時間は「59秒」。
59秒?
RAMDisk(zドライブ)の中味を確認しますと見事にすっからかん。
せっかく造った電話帳ファイルも見事に消えております。
さてもう一度音楽データその他コピペしまくり。
47.6GB中37.2GB、やく80%消費です。空き容量は10.4GBとなりました。
ここで初回終了、電源落とします。
やはり面白い現象が出ました。
「強制的に電源切ったらあかんで~」
はいはい。
バックアップに相当時間がかかっております。じっと見守るおいら。
おお、いけねえや、旦那。
電源が切れるまでの時間を測定していなかったのですじゃ。
感覚的には5分以上かかったような感じですが、今となっては解りません。
ストップウォッチなんてないし・・・・・・と思っていたらF51Bにはストップウォッチ機能がついているではありませんか。
まあ、騒いだところで後の祭り。
直ぐに電源を入れるとなんなんで(どして?)丁度昼ご飯の時間にさしかかりましたので小休止。
さあて、リフレッシュしたところで作業開始です。
スイッチオン!
さあさ、バックアップにあれだけ時間がかかったので、書き込みで起動時間はどれだけかかるでしょうか。
(^皿^)
待つこと50秒。
起動し安定するまで50秒。
50秒?
いままでとたいして変わらへんやないか。
遅くなるんじゃないかと予想しておりましたが、5秒ほど遅くなった程度です。
これはRYZEN9のなせる技か。
因みにタスクマネージャーで確認すると利用しているメモリが52.5GB(82%使用中)、空き容量11.8GBとなりました。
これは当然GPUの共有メモリとも重なりますので全て使える訳ではありませんね。
モアレが出て画像が汚くてすみません。 (..;)
で、とにもかくにも、記事を書きつつネット徘徊しつつ粗方楽しんだ後、電源を落としたり起動したり色々試しますが、2回目以降起動時間に関しては安定して50秒です。
RAMDiskの容量を大きくしたからといって起動に時間がかる、と言う訳ではなさそうです。
そうなると起動終了に時間がかかる要素としてはRAMDisk内のデータの書き込みや書き出しにあるのでは無いか、と感じます。
我が駄犬が顔を見上げて言いました。
「とうちゃんとうちゃん」
「おお、ヨシヨシ。何かようか、ここのかとおか」
「閑人」