secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

検査で判明した恐るべき事実

遅くなりました。続きです。


明くる朝の午前7時。起きても40度近い熱があります。
それより何より前夜から2〜3時間おきにトイレに駆け込むも、出ないし、漸く出てもチョロチョロ。さらに出し切れていないようで残尿感で一杯。朦朧としておりましたし、あまり寝ていないというダブルパンチ。

午前9時我がサイ同行の元病院に行きました。
まず血液検査。昨日から一体何回血を抜かれたのでございましょう。おかげで両腕がうっ血だらけ。
待合室で待つことしばし。熱を測ると40度越え。

暫くして内分泌の先生の呼ばれました。
「検査の結果、バセドー氏病ではありませんや旦那」
バセドー氏病と熱の関係があるのか分かりませんが、とりあえず甲状腺は正常、と言うことです。

さらに泌尿器科の待合で待つことしばしパート2。
呼ばれていくと「前立腺の触診をしますのでベッドに横になってください」
触診と言うからには、やはり……いわゆるオカマを掘られた、と言うことで。
見えないのでどの指なのか分かりませんが、先生は肛門からぐりぐりと。この先生はサドですか。
「ここは痛いですか、いひひ」「こちらはどうですか、わはは」「違和感ありますか、うひひ」
結論を申し上げますと「前立腺肥大気味」

くどいようですが、この時でも熱は全く下がっておりませんや、旦那。さらに待合パート3。
然るべき時間に呼ばれ、やたら陽気な先生曰く「うほほ〜、血液検査やCT、エコーなどから高熱の原因が分かりました」
え? 先生、ホント?
前立腺大腸菌がとりついて高熱を出しておりますな〜♪」


だ、大腸菌〜?


「侵入経路は判明しませんが、恐らく大便などで尿道大腸菌が付着してそれが遡っていったのではないか、と推察しますねえ。女性のかたも起こりうる病気ですが、女性には前立腺がないのでいきなり腎臓などにとりつくことがあります。そうなった場合はけっこう深刻な状態になることもありましてねえ、(^皿^)。男性の場合、前立腺がありますので腎臓に到達する事はないようですね。いわば前立腺が関所の役目を果たしたというわけで。ほっほ〜」
何がおかしいのか、笑いの絶えない先生。SecondFiddleは高熱で辟易しているのですぞ。何とかしてくりゃれ〜。
「何という病気なんでしょうか、先生」
「病名は急性前立腺炎です。今はよく効く薬を出しておきますので朝晩飲み続けてくださいね。いひひ」
「解熱剤が効かないんですが」
「けけけ〜♪ インフルエンザとかノロウィルスとかウィルスは全身性疾患ですな。この場合は細菌が原因なのでいわば局所的疾患ですよ。細菌がとりついた場所によって様々な疾患が起こるんですよね、わはは」
どうやら先生、自分が思っていた病気がピンポイントで当たったらしく、上機嫌、と言うようなわけです。機嫌が良かろうが悪かろうが、何とかして貰いたいものです。
兎に角、急性前立腺炎と言う病名がついたので何故かホッとしたSecondFiddleでした。
朝昼晩、と解熱剤をむさぼり食い、ひたすら寝るという行為を行いました。もちろん解熱剤は効きゃしまへん。でもなんとなくすがる思いで飲み続けたのでございます。
熱が出ればそれでグッタリのSecondFiddleですが、食欲等落ちておりません。もちろん完全でないのでそれなりですが、酒も煙草も、はたまた風呂にも入れる勢いでした。
「何、馬鹿事言ってんのよ」
我がサイから怒られることしばし。
「ビールぐらい」
「いい加減にせえっ!」
結局なんだかんだで一週間。漸く8日目に、憑き物が落ちたように、ストンと熱が下がりました。そして今に至っております。

但し陽気な先生曰く「未だ完治していないので、何時ぶり返すか分かりませんよ」


戦々恐々とするSecondFiddleです。

その後ネットなど徘徊しますと、やはり男性の場合肛門から漏れた大腸菌尿道を伝わって侵入することが多いようです。前立腺は関所? ま、はっきりとした侵入経路は分かりませんがね。

男性の皆様、前立腺にはくれぐれもご注意を(どうやって注意するんだ)