secondfiddle@人柱日記

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平六地蔵露天風呂追記

石部漁港で見つけた露天風呂。なんであんな所にひっそりと設置されているのか気になりましてネットなどで調べてみました。
今回は入りませんでしたが、漁港にあるにもかかわらず、海を見ながらつかる、と言う風情はないようでして。つまりは元々は地元の人たちが労働の後で入るために作ったので、四六時中海を見ている地元の方々には見られなくても宜しい、と思われます。
確かに露天風呂の場合、外気温に左右されるので、暖かい、冷たい、が当然あると思われますが、その昔は24時間365日解放されていたようです。結局季節限定時間限定という処置がなされたようです。
露天風呂の向かい側には脱衣所がありますが、それも最初は無かったようです。ま、地元民が楽しむためのものですから、顔見知りやご近所が利用していただけでございましょう。
それが時代が下るにつれ、観光客が増えたりして地元民以外でも利用するようになり、脱衣所を設けるようになったようです。それも初期の頃は棚が設えてあるだけで仕切りなど無いフルオープン状態で男女混合で使っていたのでございましょう。
さらに風呂につかっている人たちの目の前にありますから、うら若き女性が禅羅になるなど出来る相談ではありますまい。つかっている方も目のやり場に困ることもあったのでは無いかと推察されます。
え? そんな所にはうら若き女性など来ない? 
地元の婆さんばっかり☆α==(・・#)パーンチ 
今では男女別々に脱衣所が設けられ外から見られないような作りになっております。てか、完全な更衣室ですな。
水着着用、と言うのも最初は任意だったらしいですが、一部の心許ない観光客がいたようで、今では完全着用、と言う事になっております。ただし話によるとバスタオルでも良いとか(真偽不明)
これもやはり時代の流れでしょう。
今回訪れたときは誰もおりませんでしたが、夏場の最盛期ですと駐車場が満杯になるほどの人気だそうです。駐車場も最盛期以外は無料です。(有料期間不明)
さて、平六地蔵の由来です。
松崎町の案内板による地蔵のいわれ:
その昔、平六という心優しい人がいた。平六には目に入れても痛くないほど可愛い子供が居た。ある年の秋、平六の子供は突然の大波に呑まれてしまった。平六は、来る日も来る日も子供を待って座り続けた。いつしか歳月は流れ、平六もこの世を去った。村人達は平六親子の菩提を弔うため平六が座っていた大岩の上に地蔵を建た。今もなお海上安全と子供の厄除け、豊漁の地蔵として信仰を集めている。

長い年月がち、目鼻も分からない状態のお地蔵さまですが、今でも海上安全、子供の厄除けとして未だに見守り続けております。