secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

簡単に効果の検証をしてみました

あれから色々RamPhantomに関して設定を変えてみたりして様子を見てみました。
約8GBのRAMDiskを4GBをページングファイル、残りをテンポラリファイルとしました。ページングファイルは固定ですが、テンポラリは動的に動きます。
まず「バックアップの設定」
RAMDiskのバックアップを「しない」にしても「する」にしても起動時間は変わりませんでした。
だいたい42秒から45秒で立ち上がります。
そんなに起動が速いの? と言われそうですが、これは電源をオンにしてからデスクトップ画面のアイコンが出るまでの時間です。
デスクトップ画面が出てしまえばハードディスクが動いていようとデータなどは立ち上がります。
RAMDiskの内容のバックアップを「有効」にした際、バックアップ先のフォルダはどのようになっているのか、バックアップ先フォルダを覗いてみました。すると全て「.dat」ファイルになっております。多分圧縮して保存するのでdatファイルになるのだろうと思われますが、これってどうやって書き戻すのでしょうか?
何らかの関係でRAMDisk内のファイルが吹っ飛びました。ではバックアップ先からデータを復元しましょう、とした時「.dat」ファイルでは? 
アイオーデータには書き出し方法までは載っておりませんが、想像するに、Windowsが起動している最中に書き戻しているのでございましょう。
これが起動が遅くなる原因のひとつではなかろうか、と思います。
さて、バックアップを有効にすると「仮想リンク」なるものが有効になります。これは指定したフォルダの内容をRAMDiskにそっくりコピーして起動を速くしようという魂胆です。
仮想リンク、と称しておりますが、データだけをリンクさせる訳にはいきませんでした。フォルダ毎そっくり、と言う訳ですな。いくつもリンクを張れることが出来ますが、それも容量次第ではないかと思います。
データの保存のタイミングは「ログオフ時自動で保存」としてみました。
それはさておき、データがぶっ飛んだら恐いので、フォルダを新規に作って、ダミーのテキストファイルを作成し、そのフォルダを仮想リンクとしました。
再起動すると仮想リンクのフォルダが有効になります。仮想リンクに指定したフォルダが「ショートカット」フォルダになっております。
新規に作ったフォルダは何処へ?
具体的にはCドライブ直下に「datafile」と言う名前でフォルダを作り、バックアップ先をデスクトップ上に作成しておいた「ramdisk」フォルダを指定しました。
テキストソフトでは軽いからどうかなと思ったので、一太郎で200KBほどの文章を作成し「datafile」フォルダに保存しました。電源を落としてから別の用を済まし、パソコンの電源を入れ、件の一太郎文書を立ちあげました。
確かにハードディスクからの立ちあげよりも早い事は感じられました。でもそのさは僅差と思われます。いくら文章がRAMDiskから立ち上がったとはいえ、一太郎のソフト自体はハードディスクに入っているので、ハードディスクからの読み込みとほぼ同等でしょう。
因みに2回目以降はキャッシュが働くので変化なし、と言った感じでした。
これをきっちりと検証するには一太郎RAMDiskにインストしなければならないでしょうが、冒険するにはちと荷が重い。
RamPhantomEXには各ブラウザソフトのキャッシュ、具体的にはInternetExplorer、FirefoxGooglechromeの三種類で、オペラは指定出来ません。
で、このキャッシュを利用するとしないでは違いはあるのでしょうか。
で……Firefoxで試してみました。結果……「劇的に」早くなりました。これは効果はあります。
ペガシスから出ているTMPGenc MPEGEditor、動画編集ソフトですね、これも速くなりました。
まあ、ただ単に切ったり貼ったりしているだけで、トランジェントなどは使用してない状態ですが。
皆様におかれましては、ネットでこれは、と思う記事など印刷したりしますでしょう。おいらはBullzipと言うフリーソフトを使ってPDF化することが多いです。仮想プリンターという訳ですな。
で、とあるサイトをこのBullzipで早速PDFにしようとしましたところ、最終段階でエラーが吐き出されました。


さあ、RamPhantomの不具合露呈か? 
うひうひ ^皿^


ページングファイルをDドラにしたり、テンポラリファイルをHドライブにしてみたりして再度挑戦! 
アレ? まだエラーが出る?
究極技RAMDisk不使用! これでどうだ?
アリャ? エラー?


結局の所RamPhantomが原因ではなくて、自動的につけられたファイル名が異様に長いことによってエラーになった、と言う事ですた。
なんだ、RamPhantomEX無罪放免か。これからも長いつきあいになりそうですが検証を重ねていきたいと思います。

しかしまあ、UbuntuからRAMDiskと変化がめまぐるしいですなあ。わはは。それもこれもSecondFiddleの持ち味でございますがな。
興味の対象は無限に広がっている、と申しましょうか……え? 6万アクセス?
うへ〜。m(_ _)m