secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

Registrybooster2010についての一考察

12月に突入致しました。光陰矢の如し、です。歳をとってくると流れる月日は蕩々と滝のように流れ落ちてくるようです。
このままでいくとこの先はどうなるか分かりません。(投げやり)


先週土曜日にこんなパソコンの持ち込みがありました。とはいえ忙しい土曜日のこと、修理伝票は受付に書かせおいらはせっせと野良稼ぎ……じゃない、パソコン稼ぎ。
夕方になり客足も一段落、となった午後6時。件のパソコンを開きました。
富士通ノート、OSはVISTASP2……ま、そんな事はどうでもよろしおます。起動してから後Registrybooster2010を起動して良いか、とパソコンが尋ねてきました。
おいら、何にも分からないので「Y」
するとRegistrybooster2010が立ち上がり、なにやらパソコン内部を調べている様子。じっと見ていると「貴男のパソコンは……」みたいな。「なんだウィルスじゃん」と勝手に判断したSecondfiddle。
依頼主では「毎回立ち上がるので何とかしてべっちょ」と言う事でした(何だ、べっちょって?)
まず初めにやったこと。「システムの復元」
色々取りざたされているシステムの復元ですが、おいらは最初に試すことにしております。うまくいけばそれで完了でございますから。
ところがどっこい、どっこいしょ。最後の最後まで戻っても、消えんでおま。
何で〜?
「プログラムの追加と削除」から選んで削除……と思っても、起動しているので一度停止させねばなりません。で、停止させてから「削除」を選んでも「削除できまへんでぇ」
何で〜?
再起動しようがナニしようが頑として言うことを聞きませんや、旦那。
起動すると同時にコイツが立ち上がっている? だとすると執念深いやっちゃ。
伝家の宝刀「msconfig」
コイツを立ち上げてからそれらしいのを停止させます。これは下手に弄くると起動不能のパンチドランカー。
「uniblue」なんじゃらかんじゃらがそれに当たりますのでチェックを外して再起動。
取りあえず起動しなくなりました。次にプログラムの追加と削除からお目当てのソフトを選んで削除。すんなりと削除できました。
念には念を入れ再起動やら電源入り切りやら致しましたが、ようやく安心な状態になりました。
一仕事終えたな……と満足感を覚えました。これだから止められねえ。
ノートをパタン、と閉めると後ろに視線を感じました。
振り向くと鬼の形相、フロア長が立っております。
俺「は?」
長「何時までやってるんだ」
夢中でやっていたので閉店時間をとっくに過ぎております。見回すと大方の販売員はすでに撤収。
長「お前のせいで売り場が滅茶苦茶だ」
フロア長が首を絞めにかかります。
うっわ〜やめちくり〜。(後半部は創作です)



勝手にウィルスと判断したSecondFiddleですが、さて、このソフトの難しいところ、と言いますか、判断の分かれるところは、「コイツ、ひょっとして良いことをしているんじゃないか?」と言う面。
フリーソフトとしておりますが、機能を完全に使うにはクレジットでのお支払いが必要です。有料版を手に入れると至れり尽くせり気分爽快パソコンすっきり。



いやいや、いくらレジストリを精査しているといっても250個もの不具合? があるというのはなんだかアヤシイ……。
実際uniblueのホームページに飛びますと「Microsoftからのお墨付き」みたいな書き方がなされています。これですと惑わされますなあ。
凄く良いことも書かれております。確かにこれなら使ってみたい衝動に駆られます。
きちんとセオリー通りにやればプログラムの削除も通常通り削除できますし、怪しいのか怪しくないのか全く分かりません。
まあ、得体の知れないソフトは手にしない方がよろしいのですが、試しにダウンロードしてみました。
そこはそれ悪賢いSecondfiddle。万全を期しての作業です。
へええ、日本語なんだ。これも安心感与える一つの所作、でしょう。



けっ、レジストリーエラーが455個だと。
因みに再起動しますと、ユーザー制御を「無効」にしているためでしょう、いきなりスキャンが始まりました。電源を落としても始まりますので、相当です。
「msconfig」で止まられるのが判明しておりますので、おいらのパソコンでは別のアプローチをしてみました。
伝家の宝刀その2「regedit」
詳細は省きますが「run」の中に「彼」はいます。削除してみました。


再起動すると現れませんでした。当たり前でしょうがね。その他にも試してみましたが、以外とすんなり止まってくれますし、止まれば「プログラムの追加と削除」などから簡単に削除できます。
今回Revoから削除してみましたが、削除途中で出たメッセージがこれ。



39.95ドル相当? へ? そんな高いの?
さっさとやっつけてしまいましたが、以上の検証からすると「彼」」はウィルスではない、と判断します。
が。ががが……。(何やってんだ > 俺)