secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

Windows更新機能についての一考察

余計なお世話?

前回の記事の続きのようなものですが、1903にバージョンアップしている方はご存じのように「WindowsUpdate」の中に新しい機能に「更新を7日間一時停止」と「アクティブ時間の変更」が追加されていることにお気づきになられようかと思います。
回りくどくて申し訳ありません。つまり今までに無かった機能が追加されていることを申し上げたくてね。
しかしまあ、これは一体何を意味しているのでしょうか?
まず、「更新を7日間一時停止」して何かメリットがあるの?
意地悪な見方をすると、アプデには危険がつきもの、直ぐにアプデして不具合が見つかったら堪ったもんじゃない、そこで一時停止をしておいて、評価が定まったらアプデしましょう……みたいな。
それだけMicrosoftのアプデは危険なのか? アプデに失敗しても「システムの復元」があるではありませんか。
もっともおいらみたいにWindows10とWindows7を共存させている環境においては、しばしばシステムの復元が消えたりしておりますのでこれは役に立たないのかもしれません。
さて、この「更新を7日間一時停止」について。なんと驚くべき事に最大35日間停止することが出来るってことでした(何も驚くこたぁとはない?)。
何故また35日間停止する必要があるのでございましょうか。


Microsoftの説明には(以下抜粋)Windows Updateでは、緊急のセキュリティ更新プログラムを除き、日本時間水曜日の早朝、更新プログラムの配信が行われ、毎月第2火曜日の翌日の水曜日には、月例の更新プログラムが配信されます。


例えば毎週月曜日に7日間延期の設定をしておけば、手動で適用するなどして作業中に再起動が要求されることを防ぐことができます。また、更新プログラムの大きな不具合が発見された場合において、延期しておけば被害に遭わずに済む、という誠に結構な技でして……。

やっぱ、Microsoftはバグを承知で配信しているわけですね。

欠陥品を提供する企業は何処にあるのか? 
もちろんMicrosoftとしてもそのようなことがないように提供していると思われますが、それでなくてもMicrosoftの民生用OSはバージョンを問わず全世界的に広がっているのですから、被害甚大でしょう。訴訟が起きないのは不思議です。
とはいえ停止期間中でも、手動で「更新の再開」ボタンを押せば、更新プログラムの確認が実行されます。さらにまたこの時点で更新プログラムがあれば適用されます。
勝手に更新されてはタマラン、と考える利用者多いと言うことでしょう。
でもおいらにに言わせてもらうなら「ザル」じゃないか。
意味があるのか無いのか、SecondFiddleといたしましては、ますます疑問でございます。

次。アクティブ時間の変更、とはこれ如何に?
作業中に不意に現れる「再起動してください」みたいなメッセージを止めるためにあるようでつ。
コイツに泣かされて失敗した事がいくつかありましたもんで。


Microsoftの説明に依りますと(以下抜粋)アクティブ時間を使用することによって自分が普段 PC を使用する時間を Windows に知らせることができます。この情報は、PC を使用していない時間に更新や再起動をスケジュールするために使用します。
通常このデバイスを使用している時間帯をアクティブ時間として設定してください。その間は更新のために自動的に再起動されることはありません。


文章からすると……う~ん……なんというかかんというか……余計なお節介というかなんというか。
第一、時間の変更、と言ったって0時から24時という変更は出来ませんや、旦那。
変更してみますと分かりますが、時間の変更に制限がかかります。全体の2/3、つまり0時から16時などは出来ますが、0時から24時という変更は出来ません。
空白の8時間は何のためにあるのでしょう?
それと日時の指定が出来る点も分からな~い。
つらつら思うには、すべては「バグ対策」でしょう。それだけ品質にはナーバスになっているという見方もありますが、欠陥品を提供されては利用者としてはおちおち寝てもいられません。
事実、「アプでしたら起動しなくなった~」と持ち込まれるパソコンもあります。そのたびに「回復」手段を使ったり、最悪リカバリしたりして、凌いでおります。
この様な現場をMicrosoftはなんとみるのでつか?

フツー、製品に関して欠陥が見つかると「自主回収」とか「リコール」とかありますが、Microsoftに関しては自主回収など聞いたことがおまへんな。だからといって、何十億台と自主回収されたらされたでMicrosoftは潰れるかもしれませんし、犠牲になるベンダーもおりましょう。
回収されたユーザーとしても困りもの。
人生の大半をパソコンに捧げているおいらからパソコンを取り上げられたら……おお……想像だにオッソロシイ。
てか、全世界が震撼する騒ぎになるはずですので、そこはそれ、机の上でかっぽれ踊り袖の下でもドジョウすくい隠れたOSLinux~♪(意味不明)