secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

今度は愛妻家

や、どうも。今日は雰囲気を変えて映画ネタです。短いです。そこんとこヨロ。

いつも我がサイとは休日がすれ違うsecondfiddle家ですが、この前お互いの休日がピッタシカンカンの日がございました。
たまの休日、戦士の休息……眠気を振り払うかのようなサイの声。
サイ「映画を見ようよ〜」
オレ「たまの休日じゃんかよ〜」
サイ「夫婦割りだよ〜」
我がサイは言い出したら聞きません。「よ〜」「よ〜」の応酬でおいらが負けました。
で、何を見たいのかというと表題の通り。豊川悦司薬師丸ひろ子主演の日本映画です。

ご覧になった方々にはお分かりの通り、物語としては日常にありがちな展開があります。
売れっ子だがだらしないカメラマンの夫とお節介をすぎるくらいの妻の物語。あるいはお調子者だが妻に対しては不器用な愛情表現しかできない夫と健康に関しては異常なくらい情熱を持つ妻、と言う見方も出来ます。
夫婦生活十年目を迎え離婚の危機に接します。箱根に一人で旅行に行ってしまう妻を見て、内心独身貴族を夢見る夫でございましたが、何日たっても帰ってきません。気を揉んだ末、ようやく帰ってきましたが、悪態をついてしまいます。
出だしはコミカルなシーンが多くそれも日常にありがちな夫婦げんかも絶えな、またそれが笑いを誘うのでございますが、物語後半からは反転し、妻とのフラッシュバックが始まり……。ネタバレしそうなのでこれくらいにしますが、失ってから初めて感じる情愛、と申しましょうか、夫はもっと素直になるべし、みたいな。
上映時間は2時間を超えますので、当初は仕舞いまで持つんだろうか、寝やしないだろうかとはらはらしましたが、引き込まれてしまいました。
やや冗漫な箇所も感じましたが、東京の下町を舞台にしております。
おいらのブログネタとしては映画はありません。第一、映画なんてえものは、笑福亭鶴瓶主演の「ディア・ドクター」以来の事でして、そうそう見てないおいらです。
しかしこの映画は見終わってから心にじんとくるものがあり、見て良かったと思いました。
われら中年夫婦としては泣ける映画です。
特に、仕事などにかまけて女房を顧みない亭主としては、耳の痛いことでございましょう。
ただしsecondfiddle家ではそんな事はありません。
なんたってなんたって、いつもサイの顔色をうかがう「いつでも恐妻家」ですから。