secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

Dドライブの有効活用

ご無沙汰でございます。ネタはあるんですが、いざまとめるとなると時間がかかったりしております、と言う言い訳はよしにして、イキナリ本題。

パソコンが急に立ち上がらなくなる原因は、様々。朝何事もなく動いていたのに、夕方はうんともすんとも言わなくなった‥‥‥なんてこともあります。
そして使い込んでいるパソコンなら、いろんな意味での「データ」が詰まっていることと思われます。住所録、写真、MP3、メール、アドレス、表計算、データベース‥‥‥仕事に趣味に、と様々でしょう。
で、そんなときに限ってバックアップをしてないしー。サイアクー。

パソコンなんてものは、高かろうが安かろうが、いくらでも買い換えが出来ます。
ソフトなら買い求めることは出来ますが、自分のデータはどうやっても買えない。消えてなくなったら、どうしようもないわけです。だからデータは不測の事態に備えて常日頃から、十分にコピーをとっておくべきなのです。
パソコンの中のハードディスクの他に「外付けハードディスク」に書き込んでおく、とか「CD」や「DVD」に焼き付けておく、とか「MO」にしまっておく、とか記録媒体にも気を遣うべきでしょう。

前回、起動しなくなったパソコンからハードディスクを抜き出して、他のパソコンで吸い出しを図ると言う方法を試みましたが「潤沢にパソコンがあってどれでもOKよ」と言う環境ならともかく、個人ではそうそうパソコンを所有しているわけではありませんでしょうし、また、自作好きならハードディスクの換装などお手の物でしょうが、普通はとって外して‥‥‥なんていう技は持ち合わせていない、と言うところが専ら。
因みに我が家では稼働しているパソコンは5台、ガラクタパソコンが3台。うはは♪
(うわ、何に使ってるん?)
ではこういう人たちで、パソコンが起動しない、リカバリしないと直らない、あるいは壊れた、バックアップなんて面倒だからてしてない、と言った場合には諦めにゃならんのでしょうか。
最近のパソコンはパーテーションが切られてあり、ハードディスクドライブがあたかもふたつあるように見えます。メーカーによってはパーテーションの切り方にばらつきがあります。半分に切っているメーカーもあれば、Dドライブが極端に大きいメーカーもありますが、どちらにしろこれを使いましょうよ。
簡単に言うと「Dドライブをデータ専用にしてしまおう」計画。
ナニが利点かと申せば、最悪パソコンをリカバリしないと直らないという事態になっても、リカバリはCドライブのみをターゲットとしておりますので、Dドライブには波及しない、と。ただパーテーションを切り直したりしたら、元の木阿弥。


以下WindowsXPの場合
・マイドキュメントをDドライブに移動。
マイドキュメントを右クリックして、「プロパティ」を左クリックすると「マイドキュメントのプロパティ」が開きます。その中の「ターゲット」タグの中に「ターゲットフォルダの場所」欄「リンク先(T)」があります。
その下に「標準」「移動」「リンク先を探す」とありますので「移動」をクリック。
「移動先の選択」画面が出れば「マイコンピュータ」の+サインをクリックしてDドライブを指定し「新しいフォルダの作成(M)」を左クリックして適当なフォルダを作成してその中に移動させましょう。
ほらマイドキュメントがたちまちDドライブに移動しますよー。データ量にもよりますが、Cドライブの空き容量が劇的に増える(場合があります)
(うへーややっこしい)

・テンポラリファイルをDドライブに作成。
Windowsは、作業用に一時的なファイルをハードディスクに作成して運用します。それをテンポラリファイルと読んでおりますが、それをDドライブに作成することにより、起動が早くなる(場合があります)
マイコンピュータ右クリックよりシステムのプロパティを呼び出し、「詳細設定」タグより「環境変数(N)」をクリック。ユーザー環境変数(U)とシステム環境(S)の中の「TEMP」と「tmp」をDライブの指定フォルダに書き換えてやればよい、のです。
まあ、コツとしては再起にDドライブに何かしらのフォルダを作っておきましょう。
例えばDドライブに「tmp」と言うフォルダを作成しておいてから、「編集」を押して「変数値(V)」を半角英数で「d:¥tmp」と入力します。
※読み方 d コロン 円マーク tmp
(うわーなに言ってんだかわかんね〜)

・InternetExplorerのテンポラリファイルをDドライブに指定。
コントロールパネル-インターネットのプロパティ-全般タグより「インターネット一時ファイル」の「設定」をクリック。「設定」画面より「フォルダの移動(M))」を指定。
「フォルダの参照」が出ますのでDドライブのtmpフォルダを指定すれば、勝手に移動します。サブフォルダは自動的に付与されるので、ごちゃごちゃすることはないでしょう。
何かしらの原因でInternetExplorerの一時ファイルを削除しなければならない、となったとき(どんなとき?)このフォルダの中をごっそりを削除すればよろしいのではないか、と。
(どへーめんどくせー)

・Document&settingごっそりコピー
面倒ならDocument&settingのフォルダをごっそりDドライブにコピーしておくのも良いかも。そこには「お気に入り」や「署名」や「Cookie」やその他諸々のデータが凝縮されておりますので。
しかし、書き戻す際には若干の修正が必要か、と。

・メルアドなどエクスポート
メールアドレスをDドライブにエクスポートしておけば、再設定も楽々。友人知人その他大勢のメルアドもDドライブにエクスポート。送受信したメールもDドライブにバックアップ!。
(!o!)オオ! これで完璧。楽勝楽勝〜♪


>(問) Dドライブが壊れたらどーするんでつか? 先生。
>(答) ‥‥‥。