secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

詐欺ソフトには注意しましょう

最近、ネットがらみの話が多いです。つい先日も「何だかパソコンが警告を発しているんですが」と言う相談を受けました。
WindowsXPですがネ、立ち上げてまもなく「あなたのパソコンには11個のウィルスがあります」とか何とかみたいな。
「駆除するにはこのソフトを買ってください」みたいな。
よく見ると「WinAntiVirusPro2006」となっていて、いかにもこのソフトを買ってくれれば削除しますよ、みたいな。
「WinAntiVirusPro2006ッてなに?」
「知りまへんがなそんなソフト」
「ネットを見ていたら勝手に入ってきて」
こんなの自然にはいるわけはないので、なんかの拍子にクリックしたに違いない、と、おいらは睨みましたがね、ご丁寧にもマカフィーのような振る舞い。
てやんでえべらんめえ。
こんなんで拐かされるsecondfiddleではないわ。
「プログラムの追加と削除」で削除できる風な装い。出来るかそんなもん。やってみるとほーら「削除するには一度購入してからでないと出来ませんの事よ」(英文)
結局、「ご親切にどーも」などと思いながら、ホイホイとクリックしてしまいますと、相手の思ウツボ。(思うつぼ、のシャレよシャレ)
クレジット番号やら名前やら打ち込まされたあげく、駆除はしないわお金は巻き上げられるわつきまとわられるわッてえ寸法。(多分)
ドッキリさせておいて、なんてまあ罪作りなのでしょう。
似たようなヤツに「Error Safe」があります。これにも遭遇しましたが、どれもこれもお為ごかしで、人の心理につけ込む詐欺ソフト。こんな詐欺に騙されてはいけませんよ。
ドースレバヨイノデショー?
ここで一つ有効な技を披露しましょう。それはWindowsXPなら誰にでも出来る「復元」。
辿り方は「スタート」-「プログラム」-「アクセサリ」-「システムツール」-「システムの復元」
これは疑わしい日付よりあとの日付(復元ポイントとよんでおりますが)を指定して、そこまでの過去に戻る、と言う技です。
例えば、新しくソフトを入れたりドライバーを入れたりして、それが原因で不具合を起こした場合、入れる前に戻るというWindowsMeから取り入れられました考え方です。
まあWindowsMeではバグがあると言うことで余り使われなかったようですが、WindowsXPでは意外と有効な技だと思えます。
過去に戻るといっても、際限なく戻れるのではありませんので、念のため。「復元ポイント」にも限りがございまして。
で、それでダメなら二つめの技。
SpybotやAdWarePersonalを使いましょう。詐欺ソフトを駆除する、しかも涙チョチョ切れもののフリーソフト。おいらのブログページのリンク集から「窓の杜」や「vector」から手に入りますですよ。ただ英文なので、やや不安に思う向きもあると思いますが。
それと、常駐ソフトではないので、監視はしません。あくまでも疑わしい振る舞いがあったときに、都度使う、と言うものです。フリーソフトですから、そこはご勘弁。
また最近は、これら詐欺を駆除するソフトが有名になりすぎたのか、Spybotなどはアップデートしようとすると、それを阻止しようとする悪質詐欺ソフトも出回っているようです。ネットには繋がるのにアップデートできない、という事もあり。hostsファイルを書き換えるようです。(分からない人は飛ばしてください)
ですのでその様な場合は単体で動くAdWarePersonalを使い、さらにSpybotをアップデートしてさらに精査。これでかなり駆除できると思われ。
ウィルス対策をしているのにナンデはいるの? と言われたことがありますが、ウィルス対策ソフトはあくまでもウィルスを主体に検知します。ウィルスが入ったパソコンは、それを踏み台にして他人のパソコンにも感染するため、ウィルス対策ソフトはそこを重視します。みんなに迷惑がかかりますからね。
その点詐欺ソフトは、侵入したパソコンにのみ活動します。
明らかにウィルスとは違う動きをしますので、ウィルス対策ソフトから除外される場合があります。ウィルス対策ソフトで発見されることもあリますが、ウィルス対策ソフトの期限切れや更新作業を怠っていた場合など、入り込む余地は十分にあります。
「ネットが初めての人」や「素直な人」「純粋な人」が引っかかりやすい傾向がありますね。
え? という事は secondfiddleは「素直じゃない不純な人」ッてか。