リナックスベースのOS「ubuntu」というのはご存じでしょうか。最新バージョンは11.14。
ubuntuは誰でもが無料で使えてしまうフリーのOSです。パソコンの根幹たるOSもただで手に入る夢のような時代です。OSの他にワープロ、表計算、Browser、メールソフト等どれもこれもが無料。人生色々、人生バラ色。
ファイルサイズもCD一枚に収まる量。重厚長大なWindowsに比べて軽量この上なし。
使えるソフトも増えてきて、ちょっとばっかしそそられます。
こうなると「Windowsがなんぼのもんじゃい」……と言うかどうか分かりませんが、ubuntuをインストしてみようと思い立ちました。
え？ 何でだって？
暇だから。（何を考えているんじゃコイツ）
いやこれもRE4に役立つかと(＾0＾;)
え？ OSベースが違うので動かない？
ごもっとも(_ _)
GIMPや3DCGをubuntuで動かせないものかというのも一つの狙い。
とはいえ、メインマシンにいきなりインストしておかしくなるのも何だかなあ、と思いまして、実父の形見FMVNB55Mに入れてみようと。しかしこれが運の尽き。
それはともかく、まずubuntuをダウンロードしなければなりません。本屋さんに行けば解説本含めて売っておりますが、世はインターネット。
ubuntuでググってみますと、JapaneseTeamというのがあります。
ubuntuは多国籍言語を包括しているようですので、ubuntuを日本語環境で使いましょう、と。いうチーム。これは有り難い。
ダウンロードしてもISOファイルのままなので、CDに焼かないとなりません。
うへ〜メンドー。
でもWindows7ならISOファイルは標準で焼けます。
それ以外ではImgburnなどISOファイルをCDに焼き込めるソフトが必要です。
取りあえず焼き終わったら、FMVNB55MをCDブートにしてインスト開始。
ですが、なかなか立ち上がらず。しびれを切らした頃「インストしなくても試せます」みたいな表示が出ました。
ではインストしないで立ちあげると？ 画面はブラックアウトしてマウスの矢印のみ。
なんじゃこりゃ。
強制的に電源を落として再度挑戦。
そしていきなりインスト開始、と言う暴挙に出ました。
インスト画面でも「Windowsと共存できます」みたいな表示があります。でも一度決めた男の子、
ええい、ままよ、とばかりにWindowsを消してubuntu一本槍。
……やっぱ人生茨の道ですな。
独特な起動音がして立ち上がります。緊張の一瞬。キンチョウの夏。
起動した途端、画面滅茶苦茶。何が表示されているのか全く判別不能です。
仕方ないので強制終了して、沈思黙考。
考えられる原因はグラフィックでしょう。ATI XPress 200Mというオンボード仕様です。かれこれ7年ほど前の一品です。
BIOS画面からグラフィックメモリを32MBから128MBにあてがいます。
メインメモリは当初512MBだったのですが、容量めいっぱいの1.5GBに増量しておりますので、128MBぐらいではへこたれないはず。
案の定、立ち上がりました。画面の上部にWindowsで言うタスクバーみたいなものがあり、左サイドにはサイドバー。各ソフトが登録されているようで、アイコンクリックで一発起動ッてか。
初めて見る画面に戸惑いを隠しきれませんが、Firefoxのアイコンがありますので、まずクリック。
あれ？ 起動せえへん。
あれ？ あれ？ どうやらフリーズ？
またもや強制的に電源を落とします。
ややあって電源投入ッ！
最終的には立ち上がりましたが、そこから先がフリーズ状態。マウスは動くけどクリック出来ひん、みたいな。
試しにメインマシンで「お試し」したところなんの不自由なくお試しが出来ます。
ubuntuは富士通と相性が悪い、と言う記述を見つけたのはそれからずっとあと。
これを称して後の祭り。なんてな。
起動はするが使えない富士通一台。どないしょ。
32ビット版だからでしょうか。本家から64bit版をダウンロード。
こりんやっちゃのコリン星人。
ダウンロードしたところで力が尽きました。
何となればこれから親知らずを抜歯するのでス。
そのままのような気もするし、さあ一体これからどうなるのでしょう。
刮目して待て。なんてな。
