secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

MicrosoftのOfficeに取って代わるかな?

Microsoftのワードやエクセルと高い互換性を持ち、なおかつ同じ機能が使えて、しかも嬉しいことに、誰でも無料で使えるソフトがあるのはご存じ? それがこのOpenOfficeと呼ばれるソフト。
ナンデタダナノ?
オープンソースという誰でも無償で使えるプログラムを使っているから。
OpenOfficeは有志が集まって、よってたかって(口悪い言い方だな)作り上げているフレキシブルなソフト。自由性、拡張性に富み、公開が早く、バグフィックスのアナウンスも早い(と思われ)
OpenOfficeと呼ばれるだけにワープロのWriter、表計算のCalc、図形描画のDraw、プレゼンテーションのImpress、Openoffice2.0になって新たに追加されたデータベースのBase、がワンパッケージになってまして、これならあの値段の張るMicrosoftのOfficeを使わなくても済みますぜ、旦那。
興味があって、Openofficeの1.1から使っておりましたが、これにデータベースが加われば天下無敵ジャン、と思っていましたら、2.0になって(最新バージョンは2.0.2)「Base」というデータベースがデータ(出た、のシャレよシャレ)。
全体的に、MicrosoftOfficeに比べて若干立ち上がりが素早く、きびきびしたカンジ。
実は下書きにWriterを使っておりましてね、人柱日記にはコピペで、ほい。(別にワードでも一太郎でも変わらんと思うが)
リンク集の「窓の杜」からも手に入りますので、興味を持ったひとはドーゾ。
‥‥‥とまあ、良いことばかりくっちゃべってるようですがね、ワープロのWriterは一昔前のワード(97当たり?)を見ているようで、なんとも素っ気ない風。ワードに慣れた人にとっては操作方法も独特。
しかしワードは保存したあと立ち上げると、いつもページの先頭にカーソルが来ていてイラつきますが、Writerは一太郎と同じようにカーソル位置を覚えているので、書きかけも楽々。
ま、フォントを替えたり大きさを変えたり、色つけたりと一通りのことは出来ますので、結果オーライということで。なにも見た目がカラフルでも、立ち上がりを重くするような要素は排除した方がよいのではないでしょうかネエ。
エクセルと互換性が高い表計算のCalcでも、エクセルマクロが入っているデータだととマクロに動かん。(まともに動かん、のシャレよシャレ)
データベースのBaseはアクセスのように洗練されていず、何だか消化不良気味だけど、テーブル、クエリ、フォームと一貫してデータを編集加工できますよ。
早い話が、MicrosoftOfficeもOpenOfficeも、操作方法に慣れれば良いのであって、一度手に馴染んでしまえばおそるるに足らず、ですな。
ただ迂闊にインストールすると、ワードがWriterに関連づけされたり、エクセルがCalcに関連づけされたりして、最初は泡食いますな。
Base以外のWriter、Calc、Draw、ImpressはともにPDFとして書き出すことが出来るので、PDF大好きおいらとしては、これは大変便利。今のMicrosoftOfficeにはこれができまへんがな。
とはいえ、次期バージョンにはこれが備わると言うし、もっと洗練されて扱いやすくなるらしいし、Microsoftの天下は変わらんだろうなキット。