腹が痛いから原板大学?
全世界の読者諸兄におかれましては、元気にしておりますかな。
長らくお待たせしました今回のスケロク商事シリーズ『第四話 突然変異体_X』。
またもや法螺話です。
お話しの整合性や不具合もあろうかと思いますが、所詮シロート大目に見てください・・・・・・と言うと何だコイツ、と思われそうで、あくまでもシロート作家の矜恃として大いに批評して頂ければ、と思います。
え? こんな嘘話は資源の無駄だって?
そ・・・・・・そんな・・・・・・(゚Д゚)(;゜ロ゜)。
ここで苦労したひとつに『トコヨノカミ』。
最初は話を進めるために「ハラグロ」と仮に決めておきました。そうでないと次々に浮かぶ話の先が続きませんので。
そして書き進めていくのと並行して「ハラグロ」に代わる何かよい名称はないか、と悩み、ハラグロからヤマノカミと変更しました。
でもヤマノカミではなんとなく正直すぎてつまらない、と感じましてね。なにかこう、ひねりを利かせた名前はないか、と結構最後のほうまで悩んでいました。
たかが、そんな名称ひとつになんで葛藤するのか、と言うのが正直なところでございますが、シロート作家でも、こだわりを持ちたい、と。
ヤマノカミがイヤなら「ヤマノヌシ」はどうだろう・・・・・・ウ~ン。
迷走の末決めたのが「トコヨノカミ」。
ハラグロ → ヤマノカミ → ヤマノヌシ → トコヨノカミ
トコヨノカミは漢字で「常世之神」と書きます。まあ、別に特段の意味は無いですが。
当初、話の流れもあっちこっち飛びまくり状態だったので、何とか時系列を考え、なるべく違和感の無いようにしたんですが、公開してからも未だなんとなくおかしいような?
さらに。
人を支配するウィルスならば、何も狂犬病でなくてもよかろう。・・・・・・ウ~ン。
冒頭のサヤカとのやり取り、そして最後の貸付金は必要だったか・・・・・・ウ~ン。
社内旅行なんて発想が貧困だ。昭和時代の悪しき習慣だろう・・・・・・ウ~ン。
温泉宿の特に女性風呂場シーンは必要だったのか? このスケベ・・・・・・ウ~ン。
古文書の解読は必要だったのか・・・・・・ウ~ン。
着想を得た時は、これでいこうと決めていたんですがね、そんなこんなで、本来ならもっと早くに公表できたはずですが、モタついてしまいました。
平にご容赦m(_ _)m。
今回も駄洒落のオンパレでございます。
舞台となった南山村。
何の変哲のない村の名前ですが、地元警察署とかけて「なんざんしょ」。
矢羽井ディレクターと八女田准教授。
あわせると「やばい」「やめた」。
当初は名前が違っておりました。
笑説(?)中には記述してませんが、矢羽井のフルネームは「矢羽井にげ世(やばいにげよ)」。
「にげ」になんかよい当て字はないかと思っておりましたが、作中にフルネームを出す必要は無いからそのままでいこう、としました。
ただ、この矢羽井ディレクター、当初の名前が福三益(ふくみます)。これも駄洒落からの発想ですが、ある疑問が沸々と。
矢羽井にげ世が名前なら、はて、福三益は名字なのか名前なのか?
福が名字で三益が名前?
なんか変。
当初、矢羽井准教授に福三益ディレクター、と位置づけていたんでございますがね、胃の腑に落ちませんや、旦那。
そこで思い切って「福三益」を「矢羽井」に変更しました。
では最初からの准教授をどう致しましょうや?
そこで浮かんだのが「八女田(やめた)」。
謎を追いかけるのを「やめた」。つまりここでも駄洒落。
これでいこう、と思い立ち、早速全文書から矢羽井を八女田に変更。
そのあと福三益を矢羽井に痴漢、じゃない、置換。
しかし何ですな、今回の第四話は400字詰原稿用紙で100枚以上になりますが、手書きの原稿ではこうもいきますめえ。
一太郎2022で編集-置換から一気の変更でございますがな。ほとんど瞬時。
いや~物書きにとって、よき時代になりましたなあ。
え? 置換操作は解ってるッて?
失礼しました。
般若寺とか、鬼啼山とか、地蔵峠など口から出任せ出放題。
原板大学ってどこにあるんじゃい。
今回も2000文字以上を切った張ったの大ばくち。
バッサリ切ったり、ちまちまと再構築したりしまして、結局これが公開の足枷となり時間をくいました。
次はもっとさっさかと推し進めていきたいと思っておりますが、何せ12月突入ですので次回の馬鹿ッ話は年明けで・・・・・・。
え? 言い訳は聞き飽きたって?
そ・・・・・・そんな・・・・・・(゚Д゚)。