secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

何が大変って

InternetExplorerに対する脆弱性が見つかったと言う事が話題になってます。本日も5件その質問を受けました。
そこで今回は話題を変えてのお話し。
メーカー製Windowsパソコンには必ずInternetExplorerが組み込まれております。さらに悪いことにInternetExplorerでしか閲覧出来ないサイトも多数ございます。
問題点をググってみればお解りの通りです。
まず、安全(?)なのは企業のイントラネット。これは閉ざされたネット環境と申しましょうか、外部から入る隙はございません。
ま、イントラネットと申しましても、1台でもインターネットに接続出来るパソコンがあったとすればその限りではございません。
厄介なのは常時インターネットに接続をしている大多数の皆さん。
特にネットバンキング、クレジットカード決済は危ないかも。
さらに貴君のパソコンを踏み台にして他者を攻撃するウィルスなど。被害者であり、加害者である二面性を持ち合わせることにもなりません。。
InternetExplorerで悪意を持ったサイトに飛び込むと、改ざんされる危険性が高くなります。もっとも「悪意を持ったサイト」の定義はございませんが、大体が金品をかすめ取ろうという輩が専らです。
InternetExplorerを使うな、と言う極論もございますが、Microsoftから提供されているツールキットでEMET4.1(Enhanced Mitigation Experience Toolkitの頭文字)をインスコこくこともまた防御上ある程度は良いのかもしれません。
EMETは未知の脆弱性を含め、インターネットアクセスに伴う危険性を緩和するためのツール、と言う事になっておりますが、英語版でしかないと言うことと、悪意を持った攻撃を防ぐのではなく、あくまでも実行ファイル、プログラムコードなどから防御するツールという位置づけです。残念ながら万能ではございません。
弊害としてEMETによって動かなくなるソフトもあろうかということ。
InternetExplorer6.0〜11までというかなり広範囲に修正しないとならないようです。バージョンの関係からすると、多分InternetExplorerの根幹部分、つまりコアな部分でのことかもしれません。
そうなるとInternetExplorerを根本から作り直さねばならない事態になるかもしれません。これはMicrosoftの責任であり、ユーザーサイドでどうにか出来るという問題ではありません。
さらにXPは除外だとぉ? おい、ど〜すりゃいいんじゃ。
InternetExplorer以外のアプリを使え、と言う話もありますが、確かにブラウザソフトは「Google Chrome」「Firefox」「Windowssafari」「Opera」等有名なブラウザソフトがありますのでそれに乗り換えてもよろしかろ。
ただ中にはInternetExplorerのコア部分を利用しているブラウザソフトもありますので注意が必要でしょう。
この問題によってInternetExplorerのシェアが減るとは思えません。InternetExplorerのシェアは50%と言う事です。あとはGoogle ChromeFirefoxが15%程度と言われており、またさらに他のブラウザソフトにも脆弱性はあります故、五十歩百歩の体はありますな。
いち早くMicrosoftがInternetExplorer20を出すことを願わんばかりです。
で、おいらは専らFirefoxを使っております。何しろアドオンが豊富。YOUTUBE動画取り放題のDownloadHelperが秀逸ではないかと。
InternetExplorerに見切りをつけFirefoxを使いましょう。(Mozillaの手先かおめえは)