secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

クック膳で海老チリソースを作る

お待たせいたしました。本日は趣向を変えて、お料理のお話です。
(何でまた?)
「クック膳」というのは千葉真知子さんが考案した「電子レンジ専用の調理鍋」の事です。
これを使うと、料理が「短時間」で「簡単」にさらに「安全」「ヘルシー」そして「美味しい」というのが、もっぱら主婦の間で話題になっている一品です。うちのさい(妻)が、どうしても欲しいというので、先日楽天より買い求めました。
届いてみて第一の感想。
「単なるプラスチック容器じゃない?」

うちのさいは怒りました。うちのさいは怒ると口を利かなくなります。

ホンマにこんなんでできるんかいな? と言うようなわけで、冷蔵庫を見てみるとブラックタイガーがこっちを見ております。
料理本の中に「エビチリソース」の項目がありますので、半信半疑のおいらは、添付された料理本を片手に「エビチリ」に挑戦です。
なんでおいらがエビチリに? と言う話はこっちにおいといて、ニンニクと長ネギ、生姜をみじん切り、鍋に放り込みます。
オリーブオイルを入れよ、と料理本
「オリーブオイル何処?」とさいに聞くと初めて口を利きました。「切らしてて無いよ」
仕方ありません。
今更買いに行くのも面倒、と言うわけで、オリーブオイルの代わりに単なる油を大さじ1/2。
香り付けのために約1分レンジで加熱。

その間、ボウルにトマトケチャップ、豆板醤、砂糖、片栗粉と入れます。
料理酒を入れよ、と書いてありますが、さいに聞くとやっぱりそれも無い。ないないづくしです。
料理本の指示通り、すべてをボウルに放り込み掻き混ぜました。ただでさえ赤いのがさらに赤く、ドロドロのペースト状態です。とても食い物には見えません。
あらかあた掻き混ぜたら、海老をその中に放り込みさらに掻き混ぜよ、とあります。指示に従って赤々のドロドロに放り込み、混ぜました。
で、混ぜている最中気が付きました。
海老の殻は、取っておくのではないだろうか、と‥‥‥。
ボウルの中はすでにまっ赤っか。今更殻を取り去ろうなんて、勇気もわきません。
それを我がさいに言うと、さらに怒りました。顔色が豆板醤のようです
ぐちゃぐちゃの状態で、クック鍋に全て放り込め、と書いてあります。こうなったら腹をくくるしかありません。
材料を放り込み、後はレンジ任せ。風任せ。運任せ。
5分加熱せよ、と。5分後に感動の初お目見え。
ウーン、煮え方がまだら模様。やっぱ殻付きはダメってか?
さらに3分‥‥‥さらに2分‥‥‥。レンジさん頑張ってね。

真っ赤だったタレがようやくオレンジ色になり、さまになった感じ。
製造工程はどうであれ、皿に盛ると見た目はエビチリ。
殻付ブラックタイガーだから、見た目が豪華。
早速食らいついてみると、味もエビチリ。くどいようですが殻が邪魔。

我がさいもご機嫌が、直ったようで、機嫌が良くなると能弁になります。
最初に言った言葉「辛い」
そりゃそうだ。甘いエビチリなんて聞いたことがないぞ。

冷や汗もので手間取りましたが、初挑戦にしては何となくさまになりました。
「短時間」で「簡単」「安全」「ヘルシー」「美味しい」と言うふれ込みのクック膳。手際が良ければそうだろうと思います。段取り八分、と言う言葉通り、料理前の準備が肝要。

次は鯖の味噌煮でも。

皆様もご家庭でエビチリを堪能してみませんか? クック膳では簡単です。

そのさいには、殻を取ることをお忘れなきよう。