secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

白内障 その2

我がサイに降りかかった病気

とりあえず内科の検査をすることで我がサイを連れて総合病院へ行きました。
レントゲン、エコー、血圧、身長、体重、問診、とあったようですが同伴者は入室できないので出入りする我がサイを迎えるだけです。
判定が下されるまで約一週間。次々とおいらの公休日は我がサイに費やされます。断っておきますが、不満を述べている訳じゃあゴザンセン。心配で心配で、の事でございます。
漸く「安全」のお墨付きを頂き、いざ、眼科へ。
左と右のどちらを先にするか、と言う先生のお言葉に我がサイは「左目からお願いします」
本人曰く左目が相当悪かったようで、痛みもあるという事でした。
手術日は○月○日、その日に入院と言う段取りになりました。
入院では8時から20時まで面会が出来るはずですがコロナの影響で「面会謝絶」。
入院手続きを踏み、その日は帰宅。我が駄犬を懐に抱き「お前のかあちゃんは今日は帰ってこないのだよ」と話します。
我が駄犬は事の重大さが分かっていないのか『とうちゃん腹が減ったよ』。
慣れない手つきで駄犬の食事を作り、おいらはコンビニで買ってきた弁当で済ましながら我が駄犬に毒つきます。
お前、事の重大さが分かっていないのか。
そうなんでしょうなあ。夜夜中に我がサイのベッドに飛び込んできてスヤスヤ。
チッ、なんてこった。かあちゃんの心配は無いのか? いようがいまいが関係なし? おいらがもし入院、と言うことになってもお前はスヤスヤか?
退院日が公休日なので幸いでしたが7時には起床。いても立ってもいられなく午前9時に迎えに行きました。とはいえ病室には行けないので待合室でメールのやりとり。
「眠れた?」「病院食は?」とたわいない話で終始しましたが9時半頃でしたか荷物をまとめた我がサイと合流しました。
再会にハグしてキスして……なんて事はなく淡々と事務手続き。
眼科で呼ばれ内容を確認すると「手術は成功しました。タダ目の状態から手術は通常の二倍はかかりました」と担当した女医さんからの報告でした。
こっちの心配は余所に手術が上手くいったのか担当の女医さんは上機嫌です。でもまあ、眼球に2ミリ程度の亀裂を入れ水晶体を吸いだし直径5道程度のレンズを滑り込ませるなんてなんて極微な世界なんでしょう。
2ミリ程度とは言え直ぐに塞がってしまう仕組みが眼球にはあるようで、けっこう素早くしないとならない、いわば曲芸な世界のようです。
我がサイが言うには麻酔が効いていて何が何だか分からないうちに終わったと言うことです。
安定するにはに三日かかるようですがとりあえず酷かった左目が治りました。