secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

JB64W 4Hの威力

本日本格的に4Hを利用しました

我がサイは3年ほど前から畑にハマっております。
昨年はゴーヤがガラガラなり、最初のうちは「素人のわりには結構なったね~♪ 美味しいね~♪」とか我がサイを褒めておりました。気を良くした我がサイはゴーヤを出すわ出すわ。

が、最後の方にはおら無言・・・。

さらに恐ろしいことには、昨年収穫したゴーヤがまだ冷蔵庫に眠っております。

んで、今年は「絹さや」。毎日絹さやに苦しめられております、じゃない、堪能しております。主食にはならないのですが、食べきれないのでご近所にお裾分けですが、それでも取れる取れる……。

そうそう、我がサイ一人で運営しているのでは無く、女性共同出資者がおりまして二人と一匹で耕しております。

一匹? 

そうです。季節も春を迎え、我が駄犬も畑を駆け回っております。いわば放し飼い。
女性二人なので物騒、と言うことで我が駄犬も畑の見回りを、として、危険を察した侵入者に対して吠えまくり状態で危機を知らせますが・・・。隣近所の畑耕作者は顔なじみ。侵入者とかありませんや、旦那。

それでも律儀に吠えます。いい加減顔を覚えろよな。

最近は作付面積も広がり、絹さやの他に馬鈴薯、長ネギ、キャベツ等手当たり次第に植え付けております。

前振りが長くなりまして、誠に失礼m(_ _)m。

本日神奈川区羽沢町にある農家にお邪魔しました。自宅から片道30キロ近くの農園です。

ナ~ンデカ?

それはね

借りている畑の隣人から「ここでの苗は種類が豊富だし安いししかも丈夫でガラガラ取れるし初心者にはうってつけだよ」と助言を受けたものでして、我がサイと共同出資者が結構乗り気になりまして、今回お休みを利用して行って参りましたしだいです。

本日は快晴ですし、平日なので我がサイと共同出資者とジムニーを飛ばします。途中ホームセンターで牛糞やら何やら肥料を爆買い。一袋約20キロ。それを4袋で80キロ。共同出資者の体重は分かりませんが60キロとして合計140キロ。平塚の米袋以来の総重量です。でもジムニーはそんな事はおくびにも出さず、平日であり車の走行量も少なく軽快に進みます。
環状2号線をひたすら進み、三枚町の交差点を過ぎて信号一つ過ぎたら直ぐ左折、直売所に到着です。どれもこれも税込100円。
ビニールハウスを横目に女史二人はテンションマックスはしゃぎすぎ。
女二人がわあわあと騒ぎながらあれもこれもと大人買い
おいらにとっては何が何だか分かりませんが、結局30鉢ほど買い求めジムニーに載せます。
後方確認ができひんじゃぁあ~りませんか。
とって返して畑にレッツゴー。1時間ほどで目指す畑の手前に到着します。
ここで問題。
借りている畑は急坂の中間点。

そうです。

地の利が悪く、借り手はその不便さに放棄することしばし。借りては見たものの不便さに耕作放棄すること夥し。以前は地主が家作を取っていたそうですが、その不便さに見切りをつけたそうです。
我がサイの話によりますと、お上に畑として申請している以上、やらないわけにはいかない。
おいらにはそこいら辺の関係は分かりかねますが、地主としてはタダでも良いから借りて欲しい、と言う事のようです。
電動自転車でも20分ほどの近さですが、その急坂は心臓破り。とても肥料や苗を持っての急坂上りは死ぬ死ぬ~・・・てな訳でおいらが一肌脱いだわけです。

てな事で長いマクラ、申し訳ありませんでした。
急坂手前で一旦停止、後続者がいないことを確認し2WDで昇ってみました。
「おおおッ」
さすが140キロ(かな?)超絶ローギアでも上りませんや、旦那。
昇るだろうとなめてかかりましたが、ややや、まさかのエンスト

いやマジで

それほどの急坂です。何人も耕作放棄した理由が分かるというものです。

平塚の米騒動よりも過酷なジムニーを襲います。
「二人とも降りてジムニーを押してくれ給え」。

弱い女史二人に押してくれ?

そんな事を平然と言えるSecondFiddleではありません。心配を余所に三人を載せたまま再度エンジンをかけ、副変速機を「4H」。
1速の超絶ローギアに入れてアクセルを吹かすと・・・「おおおッ」。
ゆっくりとですが登ります。
これは素晴らしい。無事に畑に到着しました。
以前のフィールダー君なら「勘弁してくださいよ~」てな事で登れないこともありましたのでしょうがジムニーは違います。頼もしい相棒、と確認した次第です。