一日で世界一周
東武ワールドスクウェアに行って参りました。
鬼怒川に行った際は是非見ておきたいと思っていたのが『東武ワールドスクウェア』。
何でも有名な建物などが25分の1スケールで出来上がっているとのことで、宿屋のご主人のお話によると「駆け足で見れば三十分、じっくり見れば三時間以上かかりますよ」とお話になりました。
本当かい？ 25分の1スケールとはどんなもんじゃい。
1.7メートルの人間だったら40メートルのガリバーかい。
天気は上々汗ばむ陽気でした。
宿から10分程度で到着。
駐車場代800円、一日止めても800円、時間が早いのか、平日なのか駐車場はガラガラでしたけど。
前売り券を手にしていたので大人2500円。二人で5000円。
ここの良いところはワンチもネコチもペットバギーに乗せていれば場内一緒に回れます。
バギー代金は200円でしたが、我が駄犬と共に世界一周出来るなんてねえ。ただしレストランとかはバギーでも入れません。あくまでも人間のみ。
それはさておいて早速出国手続きをして、6000円で世界一周の旅の始まり始まり～。
まず最初に目に飛び込んだのが『東京スカイツリー』
いくら25分の1と言ったってその巨大さには圧倒されますな。堂々と天空を突き刺すかのようにそびえております。
ミニチュアだと馬鹿にしちゃあいけませんや、旦那。
その隣ぐらいに東京駅がありました。
東京駅に行き交う人々の群像が、道路には自動車がストップモーションのように配置されています。
東京駅には中央線と東北新幹線・やまびこが動いております。やまびこの方が早く動く演出になっており、鉄道模型の範疇ですが見ていても飽きません。
新東京国際空港第二ターミナルビル（通称成田空港）でも離陸準備中のジェット機が動いております。飛びやあはしませんが。
自由の女神の足形がペンキで塗られております。その巨大さと言ったら、なんと申しましょうか。
その他に汽車が動いていたり、自動車が動いていたり、船が動いていたり、で、おいらはそんな動くものがあるなんて想像もしていませんでした。
スケールが小さくても東京ドームの圧倒的な存在には、びっくりもん。こんなにデカいの？
国会議事堂とか迎賓館とか、あるいはホワイトハウスとかテレビや雑誌などで正面はよく見かけるものですが、奥行きがああなっているというのは、ここでないと分かりません。
どこもかしこも精密に作られており、めったに見られない構造物が俯瞰出来るのですから、おいらにとっては感激ものです。
今や亡きワールドトレードセンタービルの巨大建物群。まさに摩天楼です。また人形も上手い具合に配置され、人々の息遣いが聞こえそうです。
台北101の重厚感も見事です。
各種建物の周りには木々が植え込まれております。それも25分の1で作られております。
妙にマッチングしていて、これも作り物かと思ったら、これらは全て本物です。
盆栽だそうですが、全体的には手が込んでいると申しますか、かなり手間暇かけて作り込まれていることが分かります。
何にしろ緻密に造り込まれており、もはや単なるミニチュア造形ではありませんな。
アメリカゾーンとかヨーロッパ、アジアゾーンとか地域別にまとまられ見やすかったです。
今回は天気が良くて良かったですが、屋外施設なので雨でも降ろうものなら、出国者は激減でしょうなあ。
そうそう、円安もあり諸外国の方々にも遭遇しました。
世界一周スタンプラリーが10箇所あり各所に設けられたスタンプ台で全て押印すると、出口で認定印がもらえます。
なんだかんだで3時間。
飲ま～ず食わ～ずで3時間。
疲れるわ腰が痛くなるわカメラは重いわ。
何故かある縁結び神社。2016年12月23日建立、とあります。
これでも行かなかった場所にシャクネゲパークがあります。
2,000坪に190ものシャクナゲが･･････とはいえ時節柄(見頃は4月下旬より5月まで)シャクナゲも咲いていないだろうと言うことでいきませんでした。
そこを見て回ったらさらに時間がかかりそうでコワイ。
そうこうするうちに小学生の一団が来たり、人が多くなって参りました。
帰る頃駐車場を見ると平日にもかかわらず大層な混雑ぶりです。早めに来ておいて良かった～。
がっかりしたのはドッグラン会場。ちっこッ。
我が駄犬、走り回ることなくあちこち嗅ぎ回ってのクン活です。
しかしながらもう一回は行ってみたなあと思うのでありました。
東武東上線では定期的に蒸気機関車を運転してます。石炭で走らせ、鬼怒川温泉でその勇姿を見ました。
とは言っても偶然ですし、回転台で向きを変えているところでしたが、写真を撮る人だかりでこれも人気の的でした。
