secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

我が駄犬チワワについての一考察

全くワンコと言う奴は

折に触れ、我が家の駄犬の話を書かせてもらってますが、ちょこっとまとめてみたいと思います。

我が駄犬はチワワでメスイッヌです。齢12年、人間に例えると60代後半のばあちゃんワンコです。

以前にも申し上げたとおり体重が7.2キロあります。
最大で8.4キロありました。

信じられますか。7.2キロですよ7.2キロ

いわゆるデカチーです。ダイエットに励んで7.2キロまで落ちましたが、デブチーではありません。立派な骨格をした大女です。
チワワ独特のか細さなんて、微塵もありませんや、旦那。
これ以上のダイエットは無理かな?
婆さんのわりにはたいした病気もなく活発に走り回ったりします。
ただし年齢が年齢ですので長続きしないですね。

チワワは吠えると言われますが、我が駄犬も例外ではありません。
何かちょっとでも物音がするとギャンギャン騒ぎます。
インターホンが鳴っても、ジムニーに載せてドライブしても騒ぎ立てます。
特にバイクが通るとガン飛ばしながらの大騒ぎ。

基本、家の中では放し飼い。あっちでうろうろ、こっちでうろうろ。

ドアも器用に前脚で開けてでますが、どうかするとしまっていたりします。
盛んにカリカリしますが駄目だと分かると「とうちゃん開けて~」
トイレシートが汚れていると「かあちゃん、換えてよ~」
「おやつ食べたいよ~」「日光浴したいから窓開けて~」
我が駄犬、何か訴えたい気持ちがあると飼い主の顔をじっと見ます。
目力と申しますか、目で訴える・・・・・・どう見てもそう思えるアクション。

犬と人間の独特な関係らしく、他の動物では見られない行動と言われてますがそうなのでしょうか。

駄犬のよくある行動として、宙を見つめているかと思うと突然吠えます。
何もないところに向かっていきなり吠えるので、ぞっとすることあります。
彼女は何を感じ、吠えるのでしょうか。

視力はたいして強くないし、色の見分け方も出来ないにもかかわらず、動体視力はたいしたものです。
我がサイが駄犬を抱いていたところ、駄犬は盛んに左右に首を振り何かを目で追いかけてる風。
 突如我がサイが金切り声を上げます。

「ギャアアアアアアァ!!!!」

指さす方向を見るとGが
一寸の虫にも五分の魂、おいらは無益な殺傷は致しません。
部屋の中をアシダカグモが這い回ろうが、ゲジゲジが彷徨こうが、はたまたイモリかヤモリか区別がつかないものが窓ガラスに吸い付ついていようが吃驚しても基本放置。
横浜に居を構えているとはいえ、公営バスは1時間に1本最終が16時45分という土地柄もあります。
横浜デスヨ横浜。大都会の一つデスヨ。

まあ、それはそうとして蚊とGは別。
深夜寝ているときでも蚊の羽音がするとガバッと起き上がり、正体を突き止めます。
大概壁壁面の上の方やカーテン裏に潜んでいることが多いので、退治します。

まさに喰うか喰われるかの死闘です。

Gと分かれば殺虫剤噴霧攻撃。「これでもかこれでもかっ!!!」

・・・・・・端から見れば異常な夫婦ではないかと思われ。


聴覚、嗅覚たるや、寝ていているので別の部屋でビスケットでも頬張れば・・・・・・(;゜ロ゜)。
我が家の駄犬は階段の上り下りが出来ません。多分階段幅が足りないので上下出来ないのでしょう。
一階のリビングで飯でも喰おうものなら
「おいおいお前ら、吾が輩を差し置いてなんて事すっだ」
とばかりに喚き散らします。いや、吠え散らかします。

要求吠えに直ぐには対応しません。イッヌは吠えりゃ何でもかなう、と思わせてはなりません。
なので基本ほったらかし。ただ、近所迷惑になるのでホイホイ迎えに行ったりして・・・・・・(^o^)。

寝ているようで寝ていない。
傍らのイッヌ用ベッドで丸まっているように見せかけて、目は飼い主の動向を見ております。
目を閉じているな~と思ってちょっとでも動くと途端に目を開けます。
振動とか気配とか、何かしら分かるのでしょうね。

イッヌの睡眠時間は長い、と言うことですが、何かあったとき直ぐ臨戦態勢に入れるように常に警戒しているそうで、長年の本能はそう簡単にはなくならないようですね。
起きていても飼い主の行動を常にチェックしていて「手が動いたおやつかな」とか「立ち上がったぞ、そろそろ散歩の時間だな」とか・・・・・・

特に時間が分かるわけでもないのにある時間になったら寝ているにもかかわらず突然起き上がり「かあちゃん腹減った」とか「そろそろおやつの時間だぜ、とうちゃん」とか「散歩の時間じゃないんですかい」等時間に正確、と申しましょうか、必ず時間になると起きてきて催促します。
吠えるわけではありません。存在を知らしめるように飼い主の前にちょこんとお座りするだけです。
そして無言で飼い主をじっと見上げる・・・・・・圧がたまらん

さらに怖いのは「人間の言葉を理解している」のでは無かろうか。
「お座り」「待て」は完璧です。
「ご飯」「おやつ」「散歩」は特に反応が早いです。飛び跳ねたり前脚で押したり喜びを表現します。
「病院」「お留守番」と聞くと途端にしょんぼりこん。
わがままな性格なのか「おいで」には無反応。何かあったとき呼び寄せる命令ですが全く・・・・・・。
災害が起きたときはどうすんだ?

最後にイッヌは、嬉しかったりすると笑顔を見せると申しますが、我が駄犬、いつも無表情。
散歩で気分が高揚していいるときは「えへ顔」をしますがそれ以外は全く。
嬉しいのか悲しいのか怒っているのか・・・・・・いったいコイツはどんなワンチなのか? 
12年飼っていても謎です。

追伸
『第二話 黒幕は誰だその5』を上梓します。時間は未定です。