secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

14,000キロ走破

今年二回目の熱海旅行

10月10日に13,000キロ走破してから1ヶ月あまりで14,000キロに到達しました。
てな事で今年に回目の熱海旅行としゃれ込みました。(別に意味は無い)
4月にも熱海に行きましたが、この時は現役時代の給料でしたので東名高速青葉ICより小田厚を通るルートで、有料道路を使いまくりのお大尽でした。

サラリーマン時代は金はたっぷりあっても時間がない。年金生活者には自由時間がたっぷりあってもお金がない。
全く世の中ままなりませんな。

で、今回すっかり年金生活となり、我がサイと駄犬二人と一匹の二泊三日の貧乏旅行でございます。
国道1号線をとろとろと進んだのであります・・・・・・日曜日なのでとろとろと・・・・・・と思いきや、下りはがら空きガラガラスキー。かえって上りは渋滞に次ぐ渋滞でした。
日曜日に出発して平日火曜日の帰宅計画でしたので、帰りはともかく行きは混雑しないのでは、と予想を立てておりましたが、こうも巧くいくとは思いませんでした。
ま、それはともかく混んだのは戸塚警察から原宿交差点まででしたでしょうか、それ以外は結構スムーズでした。
しかし茅ヶ崎回りですと時間がかかると思いましたので、藤沢から新西湘バイパスで一気に相模川手前までたどり着き、そこから先は国道134号線をひた走り、再度1号線に合流しました。
バイパスでは時速80キロをキープしましたが全くストレスはありません。
早川口からの国道134号線は混みますが日曜日の下りはスイスイです。反対車線は渋滞です。なんだか申し訳ありませんな。
渋滞していると我がサイは不機嫌ですが、この時は何故かはしゃいでおります。

15時半に目的地に到着、温泉三昧のち、豪華絢爛華燭の宴。いやー極楽極楽♪
逆に我が駄犬は入館出来ないので二泊三日の修行です。
ペットホテルに預けても良いのですが、やっぱり家族の一員、ジムニーの後席を倒して新しく買い求めたベッドと共に夜を明せることにしました。

普段の生活と一変した過ごし方ですっかりご機嫌斜めです。
出したいつものペットフード、こんなもん食えるかってなもん。寒いだろうと思い、持参した湯たんぽを入れても知らん顔。
普段喜怒哀楽の表情をしない我が駄犬ですが、この時ばかりは不機嫌な顔、初めて見ました。
ワンコも怒るんですね。
とはいえ現状を受け入れざるを得ない環境ですので、夜中に見に行くとふて寝。

今回の熱海旅行、何に感激したかというと夜明けの自然体験です。
今までの暗闇を払うが如く朝焼けが始まりそののちにゆっくりと太陽が水平線から顔を出す・・・・・・横浜の田舎モンとしては、荘厳華麗、感激の一言です。


夜明け1
夜明け2
夜明け3

頭の中で『2001年宇宙の旅』で使われたリヒャルトストラウスの交響詩ツァラトゥストラかく語りき』の冒頭の音楽が頭の中で奏でます。


日の出
日の出

まさに日常の中の非日常。
これが拝見出来ただけでも来たかいがあったというモノです。
ここのホテルの方は毎日日の出を見ているのかと思うと実に羨ましい。
てか、日常の一部なので見慣れた光景となっているのでしょうね、きっと。

横浜に住んでいても海も見えない内陸部で周りは建物だらけ。
窓を開けると正面にマンションの玄関ドア、夏場になれば隣近所から人の声、で朝日を拝む何てぇ事は全くありませんや、旦那。

次の日の朝も期待していたのですが、残念ながら夜明け前より雨模様でした。
逆に霧が深く、それはそれで初体験でしたが、これもまた自然の妙、と申しますか不思議な光景でした。

かくして二泊三日の修行の旅が終わり、不機嫌な駄犬と共に熱海を後にしました。

やはり山坂が多く、勾配も急で、見通しの悪いカーブなどがあり、合計走行距離約285キロあまり走破し平均燃費は15.26km/Lでした。
でもまあこれだけ走っても二泊三日で燃料計は半分余り残ってましたので、我がジムニー、燃費も合格ではなかろうかッてなもんです。

さて次は何処へ行こうかな・・・・・・。

お、我が駄犬は睨んでおります。
え? 修行の旅はもういやだって?
次はワンコと泊まれる宿を探せって?