secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

EV車についての一考察・・・と行きたいところですが

普及させるにはいくつかの問題が

バッテリー駆動のEV車、これからますます多くなりそうな雰囲気です。温暖化を是正するには好都合ってか。
日本でEV車の普及に遅れが出ていると言うことですが、充電設備の問題の他に車両価格の問題があるような気がします。
走りは素晴らしいとか、静粛性に長けているとか、加速性能は抜群だ、とか、ガソリンに比べると遙かに電費が安い、とか環境に優しい、とか、災害の際には電力源として利用できるとか、良いことだらけの論評ですが、軽自動車の範疇で300万、と言うのはどうなんでしょう。
おいらの軽自動車ジムニーは諸経費を入れて175万ぐらいでしたから、おいらの感覚としては未だ高い、と思いますが、如何でしょう。

でもまあ、それでも飛ぶように売れているというのですから、世の中分からないものです。
メーカーは補助金を当てにして、購入代金は高いけれど補助金が出るので、ほらこんないやすくなりますよ、と言うロジックを展開しているようですし、政府も普及に躍起となっており、やたら補助金や税制の免除とか打ち出しておりますが、この話の難点は、ハナッから購入代の補填になるのではなく、まず全額払ってから申請をして、漸くもらえると言うことです。

自治体も補助金を出しておりますが、予算がなくなれば出ません。良いことばかりではないですね。早いもん勝ちでしょうか。
英国でも補助金を出しておりましたが、EV車が普及したと言うことで補助金打ち切り、と言う話題がありました。
我が日本政府でも今は安く手に入るように各施策を実施しておりますが、ある程度の普及が見込まれれば、出さなくなるでしょう。
それに加えて、なんとか税金として回収しようという魂胆が見え隠れします。勿論どのような形で毟り取るのか分かりませんが、狡猾な政府としては、算段しているようですね。

結局高いものを買わされるんじゃないか、と思います。

ほんとか嘘か分かりませんが、某メーカーの棒EV車、バッテリー前載せ替えで300万近くの見積もりが出たとか出ないとか。
相当高出力のバッテリーでは、と思いますが、新車以上の見積もりに、頭にきたオーナーはその車を破壊したとかしないとか。
EV車価格の7割がバッテリー関係を占めているという事ですので例え600万の車ならその7割として420万・・・・・・。

やっぱ、廃車にして買い換よう。

EV車はバッテリーもさることながら製産に大量の「銅」も使うと言うことです。30年で使い果たすのではないか、と言う記事があります。
もっとも日刊工業新聞では銅と鉄を融合する技術が出来ていると言う事ですので、そんなに急に無くなるのではないでしょうか。
銅に限らずレアメタルの方が深刻かも。
それに人間の英知というものがあります。
必ずや、解決の手段が見つかります。(と、あくまでも他人事のSecondFiddle)。

ガソリン車は良く燃えます。(なんだいきなり)。
派手にぶつからなくても良く燃えます。
ガソリン車に限らずトラックやバスなど軽油仕様の車も良く燃えます。
その点EV車はバッテリーなので燃えることは無い、とSecondFiddleは思ってましたが、意外や意外燃えることもあるんですねえ。
つい最近納車されて8ヶ月のテスラが火災を起こしたとか。不謹慎な物言いですが、どこぞの国の安いバッテリーを使っていたのでは無いか、なんて事を想像しましたよ。
我が日本の技術を持ってすれば燃えるなんてまず考えられません。燃えないような、感電しないような高い技術を持っているのが我が日本が誇るEV車です。
衝突して燃える、と言う話がありますが、それもEV車に限った話ではないはず。
畜電車でもありますので、災害のときは威力を発揮してくれるでしょう。

ただ厄介なのは、バッテリーは一度燃え出すと消化が困難ということです。
なんでやねん、と思って見回しますとどうやらバッテリーの構造にあるようです
。それも今流行のリチウムイオン電池です。異常な衝撃や圧力によって絶縁体が破れ火災を起こすと言うことです。
もっともこれは車に限らず、スマホでも起こることですがね。

フツー燃えるというのは酸化作用だそうで、空気を遮断すれば鎮火するという仕組みですが、バッテリー火災は電気的な接点による火災、つまり短絡による火災で空気を必要としない、つまりいくら密閉状態にしても燃え続けるのだそうです。
スマホのバッテリーが燃えたので慌てて水をかけて消火しようとしたところ、消えなかったという記事があります。
PC発火でググりますと出るわ出るわ、発火事例が。

話が脱線してしまいました。
我が国のEV車は大規模災害があったとしても燃えることはあり得ません。只、発火したら手がつけられないのです。
早いところ固体電池に切り替わりますように。それとなるべく銅やレアメタルに代わる存在を見つけてほしいものです。
(やっぱり最後は他人事のSecondFiddle)。

※追伸
黒猫マギー救出作戦、近々完結します。