secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

造影剤について

昨日からの続きになりますか。
話は前後しますが一週間ほど前に、放射性物質を注射して撮影をするという甲状腺シンチ検査を受けて参りました。その結果を受け「橋本病」ではないか、と言うある意味グレーな診断が下されたのございます。
「ではないか」と言うグレーゾーンでございましてはっきり診断されたわけではございません。

甲状腺とは、ご存じのようにのどの下の部分にある小さな臓器です。女性では喉仏、男性はそれよりやや下に位置していますが、成長などに欠かせない甲状腺ホルモンという大事なホルモンを作っています。
今回おいらに起きた病気が、この甲状腺ホルモンの異常分泌です。つまり健康的な人よりも多く出ているというわけです。
甲状腺シンチ検査とは、甲状腺ホルモンには、海藻などに含まれているヨウ素が大量に含まれておりまして、ヨードを体内に摂取すると甲状腺に集まる性質があります。これを利用してテクネシウムという放射性薬剤(造影剤)を注射し、集中したであろう30分後から撮影します。
担当した先生から説明を受け、とりあえずは納得したおいらですが、造影剤……放射性薬剤……と言われるとねえ、頭では理解しても注射後30分もどうするんじゃい。
担当技師曰く「テレビを用意してありますので、見ててくださいね」みたいな軽いのりですが、おいらとしては初体験なので、これで最悪な診断が下されたら、と思うと見ちゃいられませんや旦那。
これまた映し出された映像がたけなわの「日大のアメラグ」問題。日大も地に落ちたもんだ。
おいらも数十年前に卒業した日大生。いたたまれやせんや旦那。
そんなこんなで30分。呼ばれて飛び出すドドンがドン。
呼ばれてドキドキの瞬間。
「仰向けに寝てください」
「両手は下げておいて良いですよ」
ずずず〜ッと下から正方形の石版みたいのが顔をおおいました。
うむ、この石版は炎か風かはたまた闇か(ドラクエ10やり過ぎか、おめえは)。
鼻のてっぺんから数センチみたいなところで止まります。
「楽にしててくださいね〜」
そう言われてもこの圧迫感は何でしょう? 何分このままの状態でいればよいのか? 皆目見当が付きませんや旦那。
悶々としているうちに「はい、終了で〜す」

我がサイ曰く「別に驚くこと無いわよ」。確かに言われた通りですが、我がサイは経験者、おいらは初見参、知る者と知らない者の立場の違い。
ま、そんなこんなで終了したわけでございますが、痛くも痒くもありません。
これならもう一度経験しても良いかなあ(こらッ)。