secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

背面給紙復活ッてか

いやあ皆様ご無沙汰です。
いろいろなことがありましてな、ご無沙汰していた次第でございます。
さて、印刷機としてのプリンター、各家庭に普及して久しいものがあります。
昔は印刷速度を競い合い、少し時代が下がると、次は写真画質の追求。さらに複合機と称してコピー機能を追加し、FAXと融合し、さらにはWIFI機能を持たせ、これ以上何が必要なのッてえぐらい進化しました。
一時、フィルムスキャナーを持った複合機がありましたが、最近はとんと見かけませんな。
フィルムスキャナーの場合、取り込み解像度が高くないとヘタレ画像になってしまうので……てな事はドウデモ宜しい。
今回某メーカーから出る新型プリンターは、懐古趣味、と申しますか、久しく廃れていた背面給紙の復活です。
背面給紙のよい所は、印刷面を上にしてそのままストレートに印刷できる点ですね。今流行の前面印刷では印刷面をしたにしておかないと、どうもいけませんや、旦那。印刷面を間違えると、途端にどろどろ印刷になるのは経験されている方も多かろうと思います。
おいらもたまに間違えて(+。+)アチャーと言う事もあります。
各社一斉に背面給紙を止めて前面給紙にしたのは、なにか陰謀があったのでしょうか? 背面給紙信者は暫く日の目を見ないでおりましたが今回どうやら復活します。

前面給紙のよい点は、コンパクトにまとめられて、背面を壁一杯に押しつけられることです。つまり場所を取らない、と。
しかし前面給紙だと、中で反っくり返って印刷されますので紙詰まりの原因にもなろうかと。
実際一気に三十枚ほど飲み込んで「どうにかならんか」と言った相談もありました。通常ならメーカー修理出し、となる所ですが、そこはそれSecondFiddleの力業、解決に至ること少なからずありました。もっとも背面でも前面でも起こりうる事象でございまして、背面給紙だからと言って良いわけではございませんが。
さらに申し上げた通り、裏表を間違えますとどろどろのでれでれ印刷になってしまい、もう大変。
背面給紙の使い勝手の悪い所は、場所を取る、用紙を入れっぱなしだと垂れてくる、用紙に応じて取り替えなければならない、です。
A4で印刷した後L版で印刷する、なんて事を想定したとき、いちいち入れ替えると言う手間があります。
全面印刷で上下二段のトレイがあれば、入れ替える手間も省け楽ちん〜♪

そんでもって今回某メーカーから出る新型プリンターは、前面背面のいいとこ取りです。
背面印刷も一枚ずつ手差しではなく、30枚、50枚……とまとめてセットできます。さらに前面給紙も備えておりますので、背面は葉書、L版、背面では垂れやすいA4用紙を前面に挿入ッてな事も考えられます。
これはこれで夢が広がります(てか、単なる横着モンだろッ)。
今回おいらが思っていた新型プリンターは、さらなる写真の保存性、と言った所でした。個人的な感想として、ごく一般的な家庭での写真印刷技術は4〜5年前には確立されていたと思っています。
今は無きPM-G820を使っていたときからそう思っていました。
各プリンターメーカの、一般家庭向きの印刷は限界に達していたと思っていましたので、次はインクと用紙のコラボ、と踏んでいたのでございますが、あに図らんや、でございます。

しかし何ですなぁ、次の次にでる新型プリンター、何を背負って出てくるんでしょうなァ。レーベル印刷も出来ますので、シール型のレーベルやスタンプが売れないでおりますし、コピー機に至ってはもはや絶滅危惧種。なにしろカラーコピーなどがお手軽便利になってしまってねェ。