secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

LittleHeart

今回、旅行の目的の一つに贔屓にしているペンションのオーナーさんから紹介頂きましたカフェがあります。
オーナーさんと奥様の二人で切り盛りしているようで、店内も綺麗で落ち着いた雰囲気があります。カフェですので提供されるお料理は、パスタ、ベーグル、イングリッシュマフィン等で普通のカフェと考えれば少ないかも、ですがコーヒーはお代わりが出来、お代金は半額になります。
このお店の名物はホットケーキ。
何と言っても午後のひととき、森に囲まれた雰囲気の中お茶するのも一興です。
但し、なんでこんな場所にカフェを出したの? てな、ぐらい山の中。てか、まず場所なんですが県道59号線をひたすら道なりに走ると左側に出てまいります。
下田方面からくると「スーパーあおき西伊豆店」の手前交差点を右折、松崎方面からですとその反対。(当たり前だ)
それが県道59号線ですが、なんたってそんじょそこらの県道と大違い。最初は広いですが、橋を渡った当たりから徐々に道が狭くなり、すれ違うのが困難な狭い道になったりして。
おい、ホントにこの道で良いのか?
途中でペンションのオーナーさんに電話を入れると「い〜んです。兎に角まっすぐ」
猿だの鹿だの猪だの飛び出してきてもおかしくない野趣たっぷりの趣。人気の無い道をひた走り。
崖から水がほとばしっていたり。カーブもけっこうきつかったり。
かと思うと集落がいきなり現われたり。
ここではどんな人々がどんな生活をしているのだろう、と思わせたり。
こんな場所でエンコしたらどないしょ。
都市部では味わえないスリルとサスペンスです。これならRAV4を手放さなければよかったなあ。
結局その県道59号線を者ともせず突き進み、20〜30分ぐらい走りますといきなり左に……





     出たッ!










第一金曜日と毎週木曜日が定休日ですが、その他にも不定休な日時もあります。
最初に入ったら、入り口右手におひな様。中では妙齢なおばさま達がオーナーと談笑。地元の人なのでしょうな、きっと。
若いお嬢さんがにこやかに対応してくれます。
我がサイは「きっとご主人のお嬢さんよ」
我がサイはきっぱりと言いましたが、おいらがキッチンで働いているオーナーさんをちらちら拝見するも四十代で若そう。
オーナーさんと奥さん二人で切り盛りしているとの情報が最初からありましたから、なんか違うぞとおいらは思いましたがね、贔屓筋のペンションのオーナーさんから後でLittleHeartのオーナー夫人、と聞いて我がサイ、びっくり。
ま、それはそれとして、プライスがとてもリーズナブル。
単品でパスタを頼むと800円〜。サラダ、スープ付きで1,000円〜。これでもボリュームから言ったらお値打ち価格。さらに飲み物をつけると、飲み物200円引き。1,500円が1,300円になるお財布に嬉しいお会計。
で、スープサラダ付きで我がサイはバジルたっぷりジェノバ風パスタ、おいらは野菜の旨味たっぷりのオルトナーラパスタ、さらに別注で我がサイがホットケーキ、おいらはりんごのタルトを注文しました。
まずはスープとサラダ。



おいらのオルトナーラ。



我がサイのは撮り忘れました。でも我がサイのデジカメにはきっと収まっていることでしょう。
最近物忘れが激しいので何を食べたか分からなくなってきそうなので、旅での食事を撮ることにしています。
でもって、これがりんごのタルト。



でもって生クリーム添え。
充分堪能しました。

さらにこの秘境の先には中華料理屋さんがあると言います。どんな素敵な出会いが待ち受けているのでしょう。想像だに恐ろしか〜。

なお、伊豆急下田からバスで乗り継げばここまでこれるそうですので、車をお持ちでない方はどうぞご利用ください。
下田からバスですと松崎行きに乗り終点「松崎」で下車、その「松崎」のバス停から宮ヶ原行きのバスに乗り換えて、「大城」バス停で下車すると目の前にあります。
ゆったりとバスの旅もまた乙と言うものです。全行程約2時間ぐらい? いやもっと?
車窓を楽しみましょう。
気をつけなければならないのはバスの本数。一日3本しかありません。
「大城」着12時20分とすると帰りは13時13分。これじゃちとはやい。ゆったり出来ない。ではもうちょっと粘ろうか。
すると次は16時38分。これ最終。
4時間も何すんの? コーヒーお代わり、でも間が持てなさそうです。
これを逃すと野宿でしょうなきっと(んな訳なかろう)
それとも歩いて松崎に出ましょうか。(タクシーを呼んだ方が(-.-))