secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

ジムニーと行く熱海 その2

創作の家を捜索

次の日は姫の沢公園に行きます。天気は上々、気分爽快、でも暑い。
ここまでの道中も上がったり下がったりの連続です。


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姫の沢公園看板

ここは日本都市公園100選にも選ばれる100ヘクタールを超える広大な公園です。公園、てかもう山、ですな。
ツツジ水仙、紫陽花など四季折々において来園者を楽しませてくれます。
アスレチック広場とかピクニック広場とかとてもじゃないですが、一日かけても回りきれるかどうか。
今年の連休は天気にめぐられれば相当な来園者が見込まれるのでは中廊下。

伊豆山神社に向かう途中で、土石流の現場を通過しました。
興味本位で行ったのでは無く全くの偶然です。道橋に黒いビニールに包まれた何十袋という土嚢が出現しました。

御霊よ、永遠なれ。

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伊豆山神社

伊豆山神社は木宮神社と違い人が少ないです。落ち着いた雰囲気がとてもナイス。
ここでも木宮神社の大楠に負けないくらいの大木がありました。
なんと言っても800段を超える階段が待ち受けておりますので、多少自信のある方は中間の駐車場で登っても宜しかろうかと思いますが、中間地点での駐車場は8台ほどです。平日にもかかわらず満車状態でした。
脚力に自信のない人で車で来たならば、間違いなく坂を登って山頂の駐車場に向かうことをお薦めします。30台止まられますので、そのほうがゆったりと止められ脚にもやさしい。
血気盛んな我がサイは駄犬と共に登ると申しておりましたが、おいらの必死の説得が功を奏してお互い老体に鞭打つ事無く山頂に止めました。
しかしいささかオーバーな表現ですが、山頂までの車幅のなんと狭いことか。どこぞのテレビの『ぽつんとなんとやら』のような狭い道です。

次に創作の家に向かいます。
どのようなところかと申しますと、知る人ぞ知る池田満寿夫佐藤陽子の元私邸です。と
はいえ池田満寿夫さんは亡くなってから25年にはなりますので、若い方々にはピンとこないこともありましょうね。
その池田満寿夫佐藤陽子邸は創作の家、と言う名称で私邸を公開されております。
周辺は住宅地ですし元々私邸ですので駐車スペースは軽自動車2台止められるかどうか、です。
ましてや巨漢ジムニーでは1.5台分をとるような勢いです。
いや、決して馬鹿にしているわけではありません。元々自宅用の駐車場ですからそんなに大きく取れるはずもありません。
他にもあると言うことですので、我がサイと探します。
広場風の大きな敷地ですが、初見では分からないでしょう。
決して卑下しているわけではございません。世界的に有名な作家の住まいですからもっとアプローチしてもおかしくは無いでしょう。
しかしまあ、私邸を公開しているのですから、あまり大々的に宣伝するのも何かと思いました。

そうそう『撮影禁止』なので写真はありません。

別宅地下が佐藤陽子氏の練習場所だそうです。

さらに浴室まで案内され、丸裸状態です。
本宅用と来客用の二つ設えております。
ステンドグラスもはめ込まれたりしてそんなところまで公開するんかいッ。
自分ちを公開しているようで何ともオソロシイ。
池田満寿夫氏の私邸別館二階にはなんとFMタウンズが鎮座しております。その他にMacなど当時の最新鋭が所狭しと並べられております。
モニター、ブラウン管ですよブラウン管。時代を感じた瞬間です。下絵などはパソコンで作製したそうです。
お二人の愛の巣本宅には、書が飾られていたりリビングの冷蔵庫には直筆のイラストが描かれていたり、それも手の届く範囲にあったりして私生活が丸裸。
わしらのために専属説明員が二人ついたような、お大尽になったような、おまけに当時使っていた豪華なソファに腰を下ろしてもよい、と言うことになり、誠にもって恐縮至極です。
当時は最大20匹の犬を飼っていたそうで、ソファはひっかき傷だらけ。しかしそれでもヘタレ無いソファはさすが池田満寿夫の心眼躍如、ですかな。

そんなこんなで二日目が終わり、翌朝には帰路につくのでありますが、最終的に240キロあまり走行しガソリン16.5リッターを費やしました。
平均燃費は14.5km/l。これでは市街地走行と違いがありませんがな。
平均燃費16km/l越えを期待していたんですけど届きませんでしたぜ、旦那。
次回は平地の多いところを探して見ましょうかいのう。

次回自作パソコンドタドタ日記を公開予定です。こうご期待。
え? 誰も期待していないって?