secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

ジムニーと行く熱海 その1

高速道路やら走行性能やら観光地巡りやら

前回の予告通り、自作パソコン組立そっちのけで熱海旅行としゃれ込みました。
自作に挫折したわけではありませんぞ。
これは自作以前から計画していたことでございまして、突発的に、と言うわけではありません。
決して自作の苦痛から逃れようとしているわけではありませんぞ。(しつこい言い訳がなんとなくアヤシイ)。

我がサイと駄犬を連れだっての二泊三日の旅です。あいにくと貧乏旅行なので駄犬は車中泊です。
駄犬、チワワと申しましても8キロ越えの巨漢女。彼女を安眠させるにはそれなりの巨大ベッドが必要です。愛用の巨大ベッドを設えたら、もはや荷室は極小状態。駄犬用ベッドで狭いジムニーの荷室の8割を占めます。駄犬のフードやおもちゃ等取りそろえたら、残りの2割を我がサイと取り合うのでございます。
かくして人間の持ち物を二人で分け合うという、誠に珍妙道中と相成ります。

ま、それはともかく9時青葉インターからレッツゴー。今回高速道路初デビューのジムニーです。
軽自動車ですから遠慮がちに左端をとろとろと進みます。追い抜いていく車のなんと多いことか。
狭い日本、そんなに急いで何処へゆく・・・なんてCMだったかありましたが、我が道を行くおいらのジムニー
我がサイと駄犬の命を乗せての安全運転。これです。

時速80キロで3,000回転を示しています。五月蠅いと思いきや思ったより静か。
勿論軽自動車ですからそれなりに唸るわけでございますが、想像していたよりうるさくありませんでした。我がサイとの会話も弾みますてぇもんでがす。
横風でハンドルが取られ事もなく粛々と小田原厚木道路(通称小田厚)に進みます。

平日と言うこともあり道路は空いております。順調なドライブです。ジムニーも快適そのもの。頼れる逸品です。
もっとも段差やつなぎ目では結構縦に揺れます揺れます。でも慌てることなく進みます。ふらつきも無くしっかりと前進します。高速コーナーリングで揺すられる、と言うような記事を見かけましたが、安全運転(かどうか疑問ですが)のおいらのジムニーではハンドルの切れに素直に反応してくれます。

そんなこんなで1時間半程度で熱海に突入です。
さてここでメーターでの平均燃費を見ますとリッター当たり19キロ。
今まで見たことの無い驚異的な燃費をたたき出しております。条件はもっぱら高速道路での燃費ですが、熱海に入りますと結構急な坂が多く、曲がりくねっている場所も多いです。当然この様な場合は燃費は落ちますよね。
何処まで落ちるか、てな訳でまずは来宮神社へ。


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来宮神社


こぢんまりとした神社のように思えますが、何たって関東屈指の、いや、日本屈指のパワースポットと言っても過言では無い。
神社裏手の樹齢2千年と言われるご神木の大楠、これは他を圧倒する迫力があり、荘厳です。
霊験あらたかなるぞ。
・・・なんですが平日というのに駐車場にジムニーを乗り入れるまでが難儀です。無料駐車場と言うこともあってしばし待たされました。
入ったら入ったで老若男女でごった返し状態です。平日でこうですから土日祝日、GWは相当の混雑では中廊下。
この雑踏の中駄犬を押っ放します。ちゃんとリードをつけてますよ~。混雑を余所に我が駄犬はルンルン気分です。多分わしらと同じくお上りさん気分でございましょう。
次に向かったのは起雲閣。


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全体が入らないので看板だけ

ここも荘厳華麗な建築物で、おいらのようなつたない記事では表現できません。
元々は別荘として建てられ、のちに文豪達が愛する旅館となって言ったようですが、一言で言うなら・・・以下ウィキペディアより抜粋。
起雲閣は静岡県熱海市昭和町4-2にある近代建築。熱海市指定有形文化財。1919年に建築。元は実業家根津嘉一郎、農商相・内田信也の別邸であった。後に日本観光株式会社が取得し旅館として営業していたが2000年に日本観光が自己破産、以降は熱海市所有の観光施設となっている。
以上。
中は回遊式で見学しますが部屋数が多く、なるほど文豪が寝泊まりしながら執筆の構想を練っていたなんて思うと、浪漫を感じます。
部屋だけで無く音楽ホールがあったり、貸し出す部屋もあったり、日本庭園も巡るとなると1時間は覚悟しなければなりませんぞ。特に2階は貸し出し用の部屋がおおいようで一般客は入れませんでした。
時間の余裕が無い場合は次に回しましょう。

ここで結構な時間をとりましたので宿屋に向かいました。
投宿先は山の上にありまして、さらに延々と上り坂や急勾配、先の見えにくいカーブなど慎重運転の連続です。
トップギアにも入れられず、ずっと2~3速での走行を強いられました。回転計も半端なく高みを目指しております。
勾配によっては2速でエンストしそうなくらいの急坂です。
先代のフィールダー君ではエンスト確実です。
なんとか無事に投宿先のホテルに到着してから平均燃費を見ましたところ、リッター当たり約15キロでした。
さて、帰宅後にはいったいリッター当たり何キロになるでしょうか。
16~7km/lになってくれれば万々歳ッて所でしょうかな。