secondfiddle@人柱日記

ま、パソコンと車とカメラとそれから・・・・・・

あけおめことよろ(何寝ぼけてんだ)

明けましておめでとうございます(何を今更)。

早いもので1月も半ば過ぎ。当ブログの更新が滞っている中、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

今年は平成最後の年。何が起ころうとも動じない心を持って、邁進していきたいと思います。

さて、唐突でございますが新春第一弾として「そうだッ! ジムニーシエラを買おう」。
伊豆の山道を走っていると、フィールダー君では物足りない場面があります。
いや、決してカローラフィールダーが悪いというわけではありません。経済性はさすがカローラ遺伝子を持つフィールダー君。満タン法ですが約200キロ走って19.2km/lというカタログデータ以上の燃費をたたき出したこともあります。カタログでは10.15換算で17.6km/lですからそれを上回るデータが出たのですから、身近で影響のあるのがガソリン代では大いに貢献、という次第です。タイヤもお求めになりやすいものがありますし、突き上げ感も少ないですし乗り心地もまろやか、誠に経済性に優れたものでございます。
とはいうものの、パンチに欠けるきらいがあり、ある意味面白みが今ひとつ。
都市部では考えにくいですが、伊豆に限らずちょっと田舎っぽい所に行くと結構荒れた道があったりしますね。
伊豆では結構小道、と申しますか、県道59号線で代表されるようなちょっと荒れた舗装路、と言うのがそこかしこに存在します。いや、決して伊豆を馬鹿にしているわけではございません。
かつては林道もございました。ございました、と言う過去形で括るのも何ですが、あることにはあります。但し無情にも「進入禁止」。
事の起こりは「不法投棄」です。おおらかにも開かれた林道でしたが林道に不法に投棄する輩が輩出されたことにより進入禁止となった次第です。しかしながら、幾ばくかの林道も存在するようですし、なにより荒れ地もあります。そこを上品なフィールダー君では走破できない場所もあります。てか、恐ろしくて進入できませんや、旦那。
そこで考え出したのが20年ぶりに新型を出したジムニーなんぞ、よさげ。
特にジムニーシエラは評判は宜しいようです。5MTにおいてはギア比が低いので高速は伸びきらないと言うことのようですがそれを差し引いても、手にしてみたいと思いました。
排気量も前回の1300CCより容量がアップして1500CCになり、フィールダー君と同じ排気量でございまして、さらに我がフィールダー君、今年10月には車検が控えおろう。
そこでディーラーに電話しましたがな。
「もしもしディーラーさんでっか?」
「へえへえ、ディーラーでんがな」
ジムニーシエラ、一つ持ってきてちょ」
「あいにくと好評をはくしましてん」
「ほうほう、それは結構でんがな」
「せやさかい、ご迷惑かけとりますが一年半待ちっちゅーことで」
「何ぃ? 一年半待ち〜? なんでんかんでんほ〜いほい」
「増産かけとりまんが追いつかん状態でウハウハでんがな」
ジムニーシエラ、聞けば月間製造台数は1200台程度だそうで、予想を遙かに上回る受注を得ているそうです。
「んだばジムニーはどうでっか?」
「こちらも好評を博しておりまして1年ちょっと」
どっちにしろ結構待たされる状態のようです。噂には聞いておりましたが、まさかこんな状態に陥っているとは想像もしませんでしたよ。
「下取りの車があるんすが」
「査定するにしろ、こんな状態ですから手付金を50万ほどうって貰って引当てされたときに、再度査定ちゅうことで」
「ワイの車、おんぼろになってしまいますがな」
「デスので引き渡しに再度査定ッちゅうことでございまんがな」
……久々の似非関西弁でした。
確かにネット上を俯瞰しても喧しい。欲しいものが手に入らないと言うことはある意味ストレスです。困ったもんです。
今年1月から増産をかけると言う話ですが、それすらも一ヶ月程度短縮できるかどうかという話ですし、一度製造ラインを組み上げると容易に変更できないということです。
製造ラインを増設して海外、特にインドに輸出するという話もあります。日本では軽自動車規格がありますが、海外ではまさにガラパゴス状態ですね。
海外ではジムニーというと日本で言う所のシエラでのようです。つらつら考えているとき5ドアが出る、との噂。3ドアでは荷物の上げ下ろしやら我がサイも難色を示しておりますが、5ドアなら何とか説得が出来ようもの。とはいえ、インドで生産という噂話でありますし、となると輸入車の扱いになるのかもしれませんし、そもそも日本に輸入されるかどうかも分かりませんね。
ジムニージムニーシエラは、一般的な車ではないことも確かです。乗用車、では無いのですから必要とされる人向けの車です。そのうちこの狂想曲も落ち着くと思われますが、兎に角我慢、の一言に尽きますか。
とりあえずそのうち、実車をみて、試乗をして、納得してから、決めましょうかね。
何しろ先は長いですので。